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戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

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2006年9月27日 »

プロジェクトでいろいろな人とお仕事をしていて、一番感じることは「xx業務の経験はあります」という触れ込みで参画する人の、知識・スキル・経験の無さです。私もいろいろなことに関して、そんなに経験豊富なわけではありませんが、明らかに「経験していないでしょう」と思う人が”経験者”としてやってきます。

何度も同じことが重なった結果行き着いたひとつの結論は、”経験有り”の定義が異なるということです。経験有りは、以下の定義のいずれかだと想定して、人材のレジュメを確認していました。

  • ある業務(仕事)を自ら実施したことがある
  • ある業務の責任者として、他人(または他社の業務)をすべて把握して管理したことがある
  • 構築・実施はしていないが、特定業務の設計文書やマニュアルの作成を自らしたことがある

しかし、実際には下請けベンダにすべての作業をさせており、ベンダの報告を聞き、とおりいっぺんのドキュメントレビューを行っただけ、というパターンが非常に多いです。その結果、業務の内容を理解していないだけでなく、基本的な知識、さらにはリスクや問題点の把握ができないことが多く発生します。

業務の”経験あり”とアピールするのであれば、自ら実施はしないまでも業務の知識・ノウハウは吸収しているべきだと思います。そうでない限り、これからの業務でも、基本は実行するベンダの言いなり、そしてリスクも課題も管理できない状況が続くはずです。

”経験あり”はベンダにやらせた経験ではなく、ベンダを管理するに十分な実務経験を持っていることです。安易にレジュメを信じず、その人材が実際に行った仕事の内容を確認することが唯一の防衛策だと感じます。

特に大手企業と仕事をするときは気をつけましょう。中小企業では経歴詐称に近い状態で、「xxxをやっていました」、「xxxは経験あります」ということが平気で書かれていますが、実際には「ベンダがやっているプロジェクトに参画していただけ」という人が、結構な確率で表舞台に投入されます(すべての大手ベンダでは無いです、念のために)。

つるた

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鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

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