| « 2008年9月3日 | 2008年9月4日の投稿 |
2008年9月5日 » |
いやぁ・・・深い。深いなあ!今年の流行語大賞、「なんも言えねぇー」で決まりと思ってたら、強烈なライバル、参上!・・・デスネ(笑)。
一方で個人的にハッとしたのですが、若干の言葉遣いの違いがあれ、このような「上から目線」発言って、ビジネスシーンでもついつい言ってしまいそうで、怖いんですよね。
(あなたのレベルでは私の真意、志向なぞ、わからないでしょう?)
(あなたなんかに私の苦労、わかるわけないじゃん。)
(あなたはどうしてそんな低能なことを言うんでしょう。私には理解できません)
本当はどう思っていたのか、他人に真実はわかりませんが、「この言葉」だけとらえれば、通常は悪い言葉遣いにしか推察しようもないでしょう。
打ち解けたカジュアルな雰囲気の中でならば、冗談半分、つまりジョークとして受け取ってもらえることもあるとは思います。切れ味鋭い言葉は、使う局面とトーンを間違えると、品位を著しく損ねるだけです。
それにしても、・・・どう考えても、よくあんな言葉が出ちゃうよなあ・・・普通のビジネスマンでもその言葉は発する前に一瞬ためらうんじゃないかと思うんだけど、変な話、潔く、言っちゃいましたね(笑)。
まあ、質問した記者さんへの遺恨も積み重なっていたのかもしれません。
でも、・・・それにしても、凄い。凄すぎる。
ビジネスの世界、やっぱり他人と差別化された技術を取り柄として持ちたい、と誰もが思うのではないかと。ただ、武器を持ったはいいけれど、武器が自分を引き立てるだけでなく、注意しないと使い方次第で周囲を傷つけることもあるという点には、留意が必要です。
後進、すなわち後輩・部下に仕事を教えつつ、その人の個性や特徴を活かした「武器」を開発し、洗練させ、鍛練の上でそれを「差別化」させる。とても大切なことです。
ただ、長所として活かしているつもりが、実は時折、それが「仲間やお客に牙をむく」リスクにもなります。
長所というからには当人にとっては拠り所、長所を活かして仕事がしたい、効率的に結果を出したい、そういう仕事ぶりで評価を塗り固めて短所を隠しておきたい、・・・等々、せっかくの「牙」を使いまくりたいわけです。
ただし、
その長所、必ずしも周囲が同じ考え方でもないでしょうし、別の理論をもった人もいるし、違う領域に持つ長所で勝負したい人もいる。そういう人と、時折ぶつかりあうのです。
「牙」ならば、折れてしまえば最後、覇気はおろか士気も吹き飛んでしまいます。おしまいです。
ですから折るつもりもないですが、でも、使い方を誤れば他人を傷つけることもあるのです。
「牙」が確立してなければそんなたち振る舞いになるわけもないのですが、なまじ「牙」をもってしまったがために、それを多用したい、研ぎ続けたい、研ぐついでにまた使いたい・・・と、乱舞乱発してしまうと、第一に「武器」もいつしかコモディティ化して、周囲も慣れてきて飽きてきて、有難味も薄れる。
そして、その予想より低い評価に、いらだち焦り、さらに無理をして使おうとして、そしてついに誤った使い方をして、周囲を傷つける。最後は自分もそれに傷つき、「武器」が武器でなくなる。
もったいないですよね。「研磨」は大事ですが、同時に「改良」や「工夫」も怠ってはいけません。
「改良」や「工夫」をするようになれば、自然に多用することはなくなるし、使うにしても効果的な局面、タイミングを図るようになります。そうすれば、「武器」自体を大事にするし、間違った使い方をすることはなくなるでしょう。
誰しも、自分だけの「キラーコンテンツ」を持ちたいわけですが、それなりに、ちゃんと準備して自身が使いこなせる自信と技術を身につけて、初めてそれを備える資格を持ち、そしてそれをメンテしながら使っていくのです。
ビジネスの世界では、特に職人肌の人、若くして武器を持つ必要がある人に対しては特に、重要な考え方だと私は信じています。
(抽象的で変な例えでスミマセン)
| « 2008年9月3日 | 2008年9月4日の投稿 |
2008年9月5日 » |

顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
悩んだときの、自己啓発書の触れ方
考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
なんて素敵にフェイスブック
部下を叱る2つのポイント
第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命