トラパパ@TORAPAPA:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) トラパパ@TORAPAPA

IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

« 2008年1月13日

2008年1月14日の投稿

2008年1月15日 »

別に悲観的な話ではありません。

「みんないい人で、仲良くできて、仕事環境的には素晴らしいんだけど、・・・でも、やりたい仕事ははっきりしていて、それと実際やらせてもらえる仕事の内容は一致しない。・・・だから、申し訳ないけど、やっぱり会社辞めます!」

あるとき、ある人にこういう理由を聞かされたことがあります。

人事統括の立場で、ちょっと考えたのですが、こういう言われ方すると、「止めようがないですね」。

むしろ、「心地よく転職いただいて」次の就業機会が是非ご所望の仕事内容で、とっても充実したらいいですね、・・・というメッセージを添えて送り出したいなあという気持ちになりました。

希望する仕事内容が提供できなかった責任は当社にあるのかも知れません。きっといくらかあるに違いありません。ですが、(いいわけ半分)あくまで人間資本の客商売ですし、計画通りに仕事内容が正確に次から次にやってくるわけでもなく、いろんな外的要因の変化によって、想定してない仕事内容がアレンジされてしまうことは充分有り得ます。

ですから、円満に「EXIT」いただけることが何よりも肝要で、その人はいずれ新天地に移籍してしまうわけなんですから、そこで(例えば)当社のことをより良く宣伝してもらえるようにするためにも、当人が満足できるレベルに準備できもしない仕事をなんとか作り出そうとするよりは、現実を冷静にみつめた上で、その仕事機会が創出できない現状を正確に伝えたうえで、当人の今後に対する希望を最大限尊重してあげるための話し合いをさっさと進めていくのが、マネジメントの務めかと思いました。

「仕事環境は素晴らしいです」と言われるだけで本懐だと思うべきです(私見ですけど)。

採用時には「きっと準備できるはず」と思っていた仕事機会が現実には提供できなかった、という反省はもちろんするとして、・・・当人も「きっと提供してもらえそうだ」と自己「判断」して入社したのですから、決して責任は「ゼロ100」ではないと思います。

むしろ「果断速攻」で、「要望≠機会」になっている現状をお互いで理解し、これからどうするのか話し合い合意形成することが重要なんだと思うんですね。

効率重視型の自分としては、なかなか気になる最近の体験なのでした。

(おしまい)

TORAPAPA

« 2008年1月13日

2008年1月14日の投稿

2008年1月15日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

北添 裕己

北添 裕己

アクセンチュア、ヘッドストロングを経て現在、キタゾエアンドカンパニーで金融機関主体の経営・ITコンサルに従事、特にプロマネ領域にカリスマ的手腕を発揮

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のコメント
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
torapapa
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ