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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

いくら仕事環境が良くても仕事内容が満足できないならやっぱり辞めちゃう・・・?

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別に悲観的な話ではありません。

「みんないい人で、仲良くできて、仕事環境的には素晴らしいんだけど、・・・でも、やりたい仕事ははっきりしていて、それと実際やらせてもらえる仕事の内容は一致しない。・・・だから、申し訳ないけど、やっぱり会社辞めます!」

あるとき、ある人にこういう理由を聞かされたことがあります。

人事統括の立場で、ちょっと考えたのですが、こういう言われ方すると、「止めようがないですね」。

むしろ、「心地よく転職いただいて」次の就業機会が是非ご所望の仕事内容で、とっても充実したらいいですね、・・・というメッセージを添えて送り出したいなあという気持ちになりました。

希望する仕事内容が提供できなかった責任は当社にあるのかも知れません。きっといくらかあるに違いありません。ですが、(いいわけ半分)あくまで人間資本の客商売ですし、計画通りに仕事内容が正確に次から次にやってくるわけでもなく、いろんな外的要因の変化によって、想定してない仕事内容がアレンジされてしまうことは充分有り得ます。

ですから、円満に「EXIT」いただけることが何よりも肝要で、その人はいずれ新天地に移籍してしまうわけなんですから、そこで(例えば)当社のことをより良く宣伝してもらえるようにするためにも、当人が満足できるレベルに準備できもしない仕事をなんとか作り出そうとするよりは、現実を冷静にみつめた上で、その仕事機会が創出できない現状を正確に伝えたうえで、当人の今後に対する希望を最大限尊重してあげるための話し合いをさっさと進めていくのが、マネジメントの務めかと思いました。

「仕事環境は素晴らしいです」と言われるだけで本懐だと思うべきです(私見ですけど)。

採用時には「きっと準備できるはず」と思っていた仕事機会が現実には提供できなかった、という反省はもちろんするとして、・・・当人も「きっと提供してもらえそうだ」と自己「判断」して入社したのですから、決して責任は「ゼロ100」ではないと思います。

むしろ「果断速攻」で、「要望≠機会」になっている現状をお互いで理解し、これからどうするのか話し合い合意形成することが重要なんだと思うんですね。

効率重視型の自分としては、なかなか気になる最近の体験なのでした。

(おしまい)

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