トラパパ@TORAPAPA:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) トラパパ@TORAPAPA

IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

« 2007年7月30日

2007年7月31日の投稿

2007年8月1日 »

全体的には活況のIT業界なのでしょうが、それでも現時点、それもある程度の期間、「仕事に就けない」人がどの企業にもいくらか存在します(注)。

SEもコンサルタントも、対顧であれ社内であれプロジェクトに実際就くことができて、実力を発揮できるわけで、その「仕事がない」となると当人の不安は言葉にするには難しいくらいの恐怖がのしかかっています。

「この人と一緒に仕事がしたい」
「OK、じゃあこの提案獲るから一緒にやろう」
・・・で、数週間経過。
なかなか提案通りにお客様が合意してくれず、「仕事が始まらない」。
会社で待機の毎日。

「早く仕事始まんねーかなぁ。。。」
こういうときに限ってエージェントからいろいろお誘いがきます。
ついつい話を聞いてしまう。
なんとなく、隣の芝生がより青く見えてしまう。
ううーっ。悩むじゃないかあ。「早くしてくれーっ!」

これは明らかにプロジェクトをディールクローズ(契約獲得)する、アカウントマネジャー側に責任があります。
待機しているメンバーの資質が、プロジェクトニーズにパーフェクトマッチしない、というのは言い訳になりません。

仮に単価200万円のコンサルタントが半月仕事に就けなかったら、100万円の売上機会損失です。
あるいは、その人に支払われる数十万円のお給与および社会保険その他経費の一方的支出です。

アカウントマネジャーの立場にいる人には、この「仕事に就けない」恐怖の重要性を再認識し、リスクは管理しつつも、最悪離職されかねないその貴重な人材へのケアをきちんとする必要があります。
ディールクローズを早急に、という単純な話でなく、普段からよく対話して、継続的コミュニケーションから、当人のアラートレベルをよくプロファイリングする必要があります。

「恐怖を感じている」人も、ご自分自身のためにも、帰属する会社、その「仰いでいる」上司へ、自分の就業意欲を日々訴えて欲しいと思います。
ある知人の経験談、「信望するあまり、ディールクローズに向けてがんばっているその人に言いづらい、その人の立場もあるし、会社にもアピールしづらい」と相談されたことがありますが、私は、「それがどうした!」と助言したことがあります。
アカウントマネジャーも知人だったので、後日、「もっと信用して一緒に提案活動しなさい」と言いました。
ディールクローズの責任を負うのは結構、でも実行にあたってはその「大事な部下」が中心になって価値創出するんだろ?!と。

全ては日頃のコミュニケーションが不足していることが発端なようです。双方から気をつけて日々過ごしていきたいものです。

(注)ちなみに、前職では「available」、弊社では「bench」と言ってます(野球みたいですよね・・・)

TORAPAPA

« 2007年7月30日

2007年7月31日の投稿

2007年8月1日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

北添 裕己

北添 裕己

アクセンチュア、ヘッドストロングを経て現在、キタゾエアンドカンパニーで金融機関主体の経営・ITコンサルに従事、特にプロマネ領域にカリスマ的手腕を発揮

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のコメント
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
torapapa
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ