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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

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コンサルタントとして1つの慎重なテーマとして、「どこまで現場に降りた仕事に従事すべきか」というものがあります。

ひところ「コンサルタント=先生」という見方が存在し、「助言はするけど実務は顧客が担当」するという考え方が存在しました。

今でも、間違いではありません。

ですが、それなりに高いお金をもらってそれだけで全ての仕事が成立するはずもありません。

以前のエントリでも書いたように、コンサルタントの購買動機は3つあります。

1)他人ではできない「高度な技」が問われる難しい仕事を片付ける能力を持っている

2)よりスピーディーに物量的に不足した仕事を片付ける「知恵」をもった人材である

3)周囲への教育・指導を行うだけの経験を備えた「伝承者」として価値がある

3)としての価値だけであれば「先生」でもいいのかも知れませんが、1)や2)も存在意義なのであれば、当然実務に従事し、実務者として実力をみせ「手本となる」ことも重要なわけです。

しかし、

例えばPMOの支援者としてコンサルティングを開始した結果、実務能力に大きな問題を抱えた特定のチームにおける進捗・品質の改善こそが最重要なプロジェクトマネジメント・テーマであるという認識となれば、支援者も自らその現場に降りて、実務自体を支援し、手本をみせながらチームを立て直すことが重要になってきます。

あるいは、

特定のリーダーの補佐・参謀役として着任すれば、その人のクローンのように立ち振る舞うときもあれば、黒子に徹してゴーストライターのようにその人の実務を影で代行することも起き得るでしょう。

いずれにしても注意したいのは、どちらのケースでも「木を見て森を見ず」という点に注意しないと実務支援が成功しないということです。

「木を見る」能力に極めて長けた人は、時として「森を見る」能力が不足していたりして、局所的措置は極めて素晴らしいものであるが、それゆえに全てを完璧に片付けて前進しようと進めていった結果、全ての作業が期限内に終わらなかったりして、「終わらないくらいなら80%の出来でいいから全部終わらせてくれた方が良かったのに」と言われてしまうこともあります。

基本的に、コンサルタントは「木を見る」能力があるのは当然で、並行してバランスよく「森も見て」、お仕えするお客様に「両方を見る」バランスを養っていただくことに存在価値の1つがあると思います。

自己紹介のエントリでも触れたように、我々の存在意義というものは、

『経験』・・・この人(会社)は仕事を依頼するにふさわしいと認めてもらうための実績

『知恵』・・・この人に仕事を依頼しようと決断させるために必要なテクニック

『人脈』・・・頼まれた仕事を効率的に遂行するために日頃から構築・維持された情報網

『信念』・・・頼まれた通りに仕事が完結できるよう徹底した献身的姿勢

『人柄』・・・この人に仕事を頼んで良かった、また何かあれば頼もうと思わせる人格

この5つについて、個性的且つ差別化要因を持ち合わせていることにあります。

だとすれば、これらをいかにお客様に注入し、伝承していけるか、すなわち自らの「高度な技」や「知恵」を実践して提示しながらお客様にそれが実践できるようになっていただく、「伝承者」としての役目を果たしていくことも考えて欲しいのです。

大抵は、お客様は「森を見る」能力不足を補いたくて「木も見れる」我々コンサルタントを買ってくださるのだと信じています。

であるからには、我々は有事には躊躇なく現場に降りて実務に従事しつつも、常に「森もみながら」全体感をできるだけ損ねないように作業を進捗させ、期待品質を担保していけるようにお客様をサポートしていくのが基本姿勢だと信じます。

(あー・・・もっとも、体力的に限界値を超えたプロジェクト環境では、こんなにかっこよくはできない時もありますが・・・)

TORAPAPA

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北添 裕己

北添 裕己

アクセンチュア、ヘッドストロングを経て現在、キタゾエアンドカンパニーで金融機関主体の経営・ITコンサルに従事、特にプロマネ領域にカリスマ的手腕を発揮

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