トラパパ@TORAPAPA:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) トラパパ@TORAPAPA

IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

« 2007年5月15日

2007年5月16日の投稿

2007年5月17日 »

修羅場、土壇場、正念場とか言いますが、ITプロジェクトのレスキュー案件の場合、今も次のその次も、行く現場は全てが修羅場(!)。

混沌とした現場、不安が蔓延した空気。
問題が満載、しかもその殆どが重たーい、たくさんの時間や高いスキルが必要なものばかり。
覇気どころか士気まで失ってしまったスタッフ。
次にうつ手がもう思いつかないマネジメント。

小生はまだマシです。
フルタイムじゃないから。
ずーっとその現場に毎日いるわけじゃないですから。

でもうちのコンサルタントは(ほぼ全員)フルタイム参画。
修羅場でずーっと働いてくれているのです。
だから、リスペクトしてくれないお客先だと、本気でムカつきます。
(パフォーマンスが本当に出てない場合があれば別ですが)
態度があんまりひどい時は、速攻ロールオフ(撤収)します。

なので、最近はレスキュー案件の場合は提案時に、こんな文を提案書に必ず挿入してマス。

**************************************
誠に恐縮ですが、貴社プロジェクトの現状を冷静に鑑みますと、追加していく補強要員には、それなりの覚悟(Dedication)が必要と考えます。

そのため、貴社プロジェクト関係者全員に周知いただきたいのですが、

1) 全身全霊で現場の建て直しに当人たちが邁進していくために、皆様からのリスペクト(気持ちよく迎え入れいただきたい)をお願いします。

2) 勤労条件はできるだけの配慮・譲歩をいたしますが、過労状況と判断される場合は要員のさらなる追加を検討願います(どこから誰の責任で調達するかは別途相談させていただきます)。

以上につきましては、支援メンバーが全力で活動するための「糧」として、貴社関係者全員にご理解賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

万一弊社調達要員に役割不適合や粗相があるようでしたら、本書でご提案しますとおりバックアップ要員は随時検討・準備していきますので、入替や追加についてもいつでもご相談いただければと存じます。
**************************************

僕「個人」は全ての仕事がレスキュー案件でも構いませんが、配下のコンサルタント達はこればっかりがやりたくてコンサルタントになったんじゃないし、弊社に転職してきたわけでもない。
ホントはもっとタイプの異なる経験もしたいはずだし、僕だってさせてあげたいんです。
でも、そこに「レスキューを切望しているお客様」がいるから、メンバーのみんなと「このプロジェクト/この人(達)レスキューしてあげようよ?」と合意形成して、今ここにいるのデス。

だから、高いリスペクト(CSと言い換えてもいいでしょう)がもらえない案件は「レスキューしません」。

だから、
みんな、がんばろうね!
「このプロジェクトをレスキューするんだ」と覚悟を決めたら、
みんなで、頑張ろう!!

そして、僕も!!

(全てのレスキュープロジェクトメンバーへ敬意を表して)

TORAPAPA

« 2007年5月15日

2007年5月16日の投稿

2007年5月17日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

北添 裕己

北添 裕己

アクセンチュア、ヘッドストロングを経て現在、キタゾエアンドカンパニーで金融機関主体の経営・ITコンサルに従事、特にプロマネ領域にカリスマ的手腕を発揮

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のコメント
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
torapapa
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ