トラパパ@TORAPAPA:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) トラパパ@TORAPAPA

IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

« 2007年1月30日

2007年1月31日の投稿

2007年2月1日 »

先日のエントリで紹介した通り、営業活動の基本知識について、キーワード別にその内容についてより詳細に解説をしています。

「提案活動中こそ即効性のあるアウトプット提供にこだわること」

     私は或る上司に、「インプットがゼロでもアウトプットを何か出せるのが真のコンサルタントなのだ」と徹底的に教育されたことがあります。そのときはなんて乱暴なこと言うんだと思ってましたが、今思えばまったく素晴らしい格言のように感じています。

     最初の訪問時に必ずしも相手が「ほーぉ」と感心するような何かをアウトプットできるかどうかは確かに難しいことなのですが、そうあろうと努力する姿勢はとても大事だと思います。結局お客様は最初のコンタクトからずーっと我々に貴重な時間を投資してくださっています。ですから毎回何か「お土産」を持ち帰ってもらわねば、次回のアポも容易に纏まりません。

     ただし、アウトプットとは定義していますが、別に何かに使える「ドキュメント」を提供するということにこだわって言ってるわけではありません。「有意義なミーティングだった」「今日の話を誰かに聞かせてあげよう」とか、話の断片的内容でいいので、確実に実りがあったと思っていただくことが大事だと申し上げているのです。

     そして、理想を言えば、次回のアポを承諾させるだけの「お土産」があればいいのであって、あんまりいろいろネタだしすると俗に言う「ブレインピッキング」になって、営業だけで終わり仕事は来ないリスクは当然あります。ですが、だからといって出し惜しみし過ぎると「ケチ」と思われるのがオチです。むしろ「このくらいの提供は無償で充分です。有償にしてくれればもっとすごいアウトプットをお出しします」と思わせるくらいの懐の広さ深さを見せれるようになりたいものです(スミマセン不肖の腕を棚上げして思いっきりのたまってしまいました・・・<(_ _)>

     これは経験則でしかありませんが、営業期間中に出したアウトプットは、実際の取引期間中もそのスピード感とか内容の品質自体の評価基準として、参考にされるお客様が多いです。つまり、あまり背伸びをして無理にアウトプットを出すことは、逆にあとで実「DEAL」になったときにアウトプットの要求レベルが高すぎるハメになって、苦労することもあります。営業期間中に、アウトプットレベルを確認しながら、受注リスクを判断するという意味でも、この「お土産」作戦はとても有効なのです。

以上、経験談と小生の知識・知恵ベースにつらつら語ってしまいましたが、ご活用できることが少しでもあれば幸いです。

TORAPAPA

« 2007年1月30日

2007年1月31日の投稿

2007年2月1日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

北添 裕己

北添 裕己

アクセンチュア、ヘッドストロングを経て現在、キタゾエアンドカンパニーで金融機関主体の経営・ITコンサルに従事、特にプロマネ領域にカリスマ的手腕を発揮

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のコメント
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
torapapa
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ