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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

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2006年10月19日の投稿

2006年10月20日 »

弊社は基本的にSIを受託しないビジネスモデルなのですが、SIプロジェクトのPMO支援をする関係でSI工数の見積をすることがあり、最近は経験からエイヤ!方式を多用しているのですが、やっぱりエイヤ!ってダメでしょうか?(注1)

前職ではSIも業務範囲の会社でしたし、

私自身、新入社員の時はプログラミングが仕事でした。

若かりし頃、前職では2つの伝説(注2)をよく聞かされました。

「開発方法論なんて社内最高の有識者数人集めて3日徹夜すればあっさり完成する」

「開発見積は精緻な手法でなくとも有識者がエイヤ!で見積もれば50%の確率でちゃんと当たるから」

方法論の、補足ですが、

当時新入社員の私は、

「米国本社で3名の特上サイエンティストが缶詰状態で3日徹夜して作ったんだよ」

と教わりました。

!すげー、

そんなもんなんだろうか・・・やるなあ。。

当時、ちょっと感動してました。

で、

見積の方なんですが、

若かりし当時、FP法すらない時代(確かまだなかったと思います)で、

「作業タスクを精緻に計画し、想定体制から役割分担して工数をプロット、積算して工数算出」

という丁寧な見積と、

「プロジェクト有識者数名で集まってエイヤ!で工数を捻り出し、それを合計」

した経験と勘に基づいた見積と、

たいていはプロジェクト毎の事情・環境で、どちらかの手法1つが当時採用されていましたが、

「各プロジェクトがどっちの手法で見積りをし、そのプロジェクトは結果どのくらい見積通りに終わったのか」

を、当時の社内リサーチ組織が可能な限り全社調査・分析をしたのだそうです。

そうしたら、なんと、

見積が正確だったプロジェクトの割合はそれぞれ、

ピッタシ、「50%:50%!」

になったんだそうです。

そして、

私も自分がプロジェクトマネジャーを重ね務めることにだんだん慣れてきまして、

或るプロジェクトで、成功させることには自信の持てる案件だったので、試しにエイヤ!と精緻な見積(当時はFP法を使いました)の両方を採用して実際に比較することにしました。

当然、先に有識者でエイヤ!見積を行い、

次に関係責任者を全員集めて担当領域毎に精緻に見積もってみたのでした。

そしたら、なんと!

一緒じゃないですか!

そして実際プロジェクトが終わったとき再確認したら、自信ある案件でしたから当然と言えば当然ですが、見積値自体も大体あっていました。

それ以来、どのような手法で見積をするときにも、エイヤ!も先行してやっておくことにしています。これはこれである意味使えそうです。

精緻な見積と比べることによって、そのプロジェクトの特徴から見積手法の限界を補完する期待ができるし、

あるいは乖離自体の大きさから、自分含めた有識者の勘=見積リスクを計り、その後のプロジェクト運営リスクを推し量ることにつなげられます。

現在私がてがけているPMO支援の対象プロジェクトは大規模事例が多く、ERP等巨大パッケージシステム案件はその中でも大きなポートフォリオを占めます。

また、標準機能にアドオンする領域の場合、FP法のようなもので開発規模を見積もるのは難しいと体感した経験があります。

もちろん製品ベンダーさんの専用見積手法も採用するのですが、ただアドオンや追加開発部分はどちらにせよ別途見積が必要だと思います。

そんな時、

エイヤ!を使ってみます。

意外と効果的です。

ただ、

ある程度ファンクションを知ってないとできないので、そこが難点ではあります・・・

エイヤ!の有効性には反対派の方もおられると思います。

今後、反響もみながら、エイヤ!手法自体の詳細にも後日触れたいなと思いますが、長文になってきたので今回はひとまずここまでということで・・・

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北添 裕己

北添 裕己

アクセンチュア、ヘッドストロングを経て現在、キタゾエアンドカンパニーで金融機関主体の経営・ITコンサルに従事、特にプロマネ領域にカリスマ的手腕を発揮

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