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勘三郎さんが亡くなった。
別に知り合いでも何でもないけど、いくどか歌舞伎をみた。よかったし、うまかったし、面白かった。客いじりも楽しそうで、一生懸命だった。玉三郎との共演は、ものすごい火花の散るような演じの競り合いだったように思う。そういう芝居をみると、幸せになるし、こういう人が歌舞伎界にいるって、とてもいいことだろうな、と思っていた。
NHKの大河忠臣蔵もので、大石をやったときも、見事だった。
昼行灯のふわーっとした感じで出てきて、道場で木刀を構えたときの、あの見事な腰の落とし。
城を明け渡したあと、使者にすがって土下座するときの、所作の見事さ。歌舞伎役者だから、ではあるけれど、感動した。
ご冥福をお祈りします。
昨夜は、李先生の講習会。いい練習だったが、家に帰るときハタと気づくと、お気に入りの帽子(昔、アメリカの新聞売りがかぶっていたタイプのキャップ)をかぶっていない。練習に出るときはかぶっていたので、忘れたのは文京スポーツセンターか、そのあと食事をした池袋の楽楽屋。でも、電話したら両方とも「ない」という。お気に入りで、しょっちゅうかぶっていたので、ショック大。
今日、ゼミのあと、学生たちと秋葉原でやっている荒木伸吾展を見に行く。家の近くに帰ってきて、ずいぶん昔からしていたお気に入りの緑のマフラーをしていないことに気づく。おそらく、展示を見に行く前によった中華料理屋で忘れたのだろう。もはや戻る気にもならない。二日続けてショック。
どうも注意力がひどく落ちているみたいだ。このままだと毎日何かを失いかねない。まいったなあ。当分、帽子もマフラーもしないでいようかな。やれやれ。
P.S
とりあえず、帽子を買った店で、最後の一個になってた同じ帽子を買いました。
マフラーも別のを買ったけど、学生の一人がわざわざ店に電話してマフラーの忘れ物があるのを確認し、僕が講義をしてる間に店にいって、多分そうらしいと写真メールで確認し、来週持ってきてくれることになりました
不思議な展開、といえなくもない
お気に入りを忘れてしまったことのショックは予想外に大きかったけど、しばらくして「でも、新しいものを選ぶ楽しみが増えた、って思おう」と気持ちを切り替えました
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