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京都の国際シンポでのグルンステン氏の発表については、質疑で印象に残った箇所にコメントしておく。

グルンステンさんの発表後、いくつかの質疑があった。その最後の方でグローバル化とナショナルについての質問があった。

欧州(フランス?)においても日本においても米国の娯楽文化、たとえば『スーパーマン』が輸入され浸透した。グローバリゼーションによるナショナルなものの変化については、どう思うか。たとえば世界で日本スタイルのマンガを描く若い人がいるが、それは今後どうなるか。ナショナルとは何だろう?

といったような(曖昧な記憶だが)質問だったように思う。グルンステンは、フランスでマンガスタイルを描く人に対し、あまり寛容な気分をもっていないようだった。学校で教えてきた経験では、すでにマンガ・スタイルのブームは去った、といっていたが、むしろ一定程度定着してしまったのではないかという気がしないでもない。そのあと、ベルントさんがマンガスタイルで描いているドイツの女性に発言させたが、むろん彼女は「マンガ・アニメは自分の文化である」といっていた。

この質問の前に、日本マンガがフランスなどで、いわば親世代への若者の反抗文化として機能し、日本マンガのエキゾティズムがそこに加担したのでは・・・・というようなグルンステンの応答があって、その流れだったと思う。

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natsume

昨日午後の明大、グルンステインを迎えたシンポ(荒俣宏・高山宏のヒロシーズ(高山氏命名)も凄かったが、竹熊氏、伊藤氏の発表もよかった)を挟んで、夜話が終わりました。
『犬夜叉』の回のゲスト、ちかさんがブログにレギュラー、獏さんとの記念写真をアップしてくれてます。
http://blog.television.co.jp/chikamichi/2009/12/post_490.html

シンポのあと、パーティに参加。いきなり草森紳一さんの息子さんに会って話す。驚いた。彼は電話でしか父上と話したことがないのだそうだ。でも、本の山に住んでいるのは父上と同じらしい。
僕の本を引用してマンガ・リテラシーについての本を書いたという明星大学のジャン・イングルスルード博士ご夫婦からも話しかけられる。
高山さんにササキバラ・ゴウ氏を紹介したり、けっこう充実してました。
その後、ベッカーさんから追加のインタビューを1時間受け、グルンステインさんとは再会を約し「今度は必ず一緒にカラオケをしよう」と伝えた。彼は、僕に「How are you,my friend?」と呼びかけてくれました。いい人だったなー。
これからテレビでマンガを語りに行く、12~1時だ、といったら「一体、誰が観るの?」といわれた。多くのマンガファンが観るんだよ、ホラ、そこにも(夜話好きの研究者たちが、そこにいたのだ)と答えておいた。

それにしても、さすがに疲れた。
よくもったなー。八卦掌のおかげだ。
でも、これから京都に行き、明日から二日間、半日ぶっ続けの集中講義であります。
セイッ!

Wishing you a Verry  merry Christmas & Happy New Year!

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natsume

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夏目 房之介

夏目 房之介

72年マンガ家デビュー。現在マンガ・コラムニストとしてマンガ、イラスト、エッセイ、講演、TV番組などで活躍中。

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