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2009年11月28日 » |
水木御大の米寿もあわせてお祝いするパーティが帝国ホテルで行われ、出席してきた。
僕も、ずいぶん色んな祝賀会などに出ているが、こんなに楽しい気分で幸せになった会は滅多にない。娘さんが挨拶で「水木にはしあわせ菌がついているらしい」とおっしゃっていたが、本当にそうだと思う。水木さんが、奥様と一緒に高々と手を挙げて入場された瞬間から、そこには目に見えない楽しい気分が粒子のように漂い始めた。
京極夏彦さんの司会も楽しかったし、荒俣宏さんの自称「コンシェルジュ」も素晴らしかった。京極さん編集の15分の水木伝映像は、ぜひ豪華本の付録にでもつけてほしいほどのデキだった。が、何といっても水木さんの娘さん、弟さんらの挨拶や、水木さん、奥様、娘さんの家族漫才の素晴らしさたるや、筆舌に尽くしがたい。やはり、水木さんのユーモアは、この家族に遺伝的に感染してきたものなのだ。
水木さんに、久しぶりにご挨拶し、そのあと、池上遼一さんがご挨拶しているのを見て、かつて十代で「ガロ」にその見事な絵を発見し、その後、水木マンガに同じ絵を発見した頃を思い出し、勝手に舞い上がってしまった。池上さんに伺うと、じつは本当は大阪でさいとうプロなどに入るつもりだったが、人員一杯で入れず、そこに「ガロ」を見た水木さんから声がかかったのだそうだ。幸運というべきかもしれない。
宮原照夫さんにも、ひさしぶりにお会いして、『鬼太郎』連載の頃のお話を伺えた。宮原さんは、当時のマンガの表現を変えようとしていたのだが、水木さんの独特なコマ構成の飛躍はどう思ったのかと伺うと「あれはもう水木さんの味だから」といわれた。
こうしたパーティでよくお会いする人々と会いながら、ずっと幸せな気分だった。水木さんの評伝を書かれた足立倫行さんともお会いして、長く絶版だったあの貴重な評伝が新潮社から再刊されるという嬉しいニュースを聞いたし、欧州に水木の名を知らしめ、しかもアングレームでいきなり賞をとった『のんのんばあ』をフランスに紹介したコーネリアス社のジャン・ルイ氏にも会って、嬉しかった。きれいな奥様を同伴されていた。
本当は、余韻を楽しみつつ、呉さんや南伸坊さんとお茶でもして帰りたかったが、明日は甲府で夜話があり、朝が早い。しかたなく、8時には会場を辞し、山手線に乗ったが、それでも家に帰るまで気分はしあわせだった。水木さん、ありがとうございました。
そうそう、おめでとうございます!
この言葉を言い忘れてしまった!
少し前にあげた当ブログの「福元一義『手塚先生、締め切り過ぎてます!』」について、手塚全集版『新宝島』との異動問題で、竹熊さんがあらたにエントリされています。
「たけくまメモ」 「『新宝島』問題続報。夏目さんと住吉さんからの返信」
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-00d2.html
アシスタントの間での事情、全集に手塚名義で載せる場合の問題などありますが、基本的に元の『新寶島』が酒井七馬との共同作品になっている以上、改変した場合はそのことを明確にすべきで(実際、そういう記述が全集にもありますが)、誤解を生む状況は好ましくない・・・・というのが常識的な判断だと思います。研究者が歴史を調べる場合のみならず、一般的にも妙な問題を残してしまうので、僕としては残念な状態といわざるをえないです。改変時に酒井氏側の了解をとったかどうかは不明ですが、作品のオリジナリティ以前の問題だろうと僕には思えます。
いずれにせよ、竹熊さんの対応は大変ありがたいもので、感謝します。
昨日、学習院から八卦掌の練習に向かう途中、空いた丸の内線に乗り込んで座ろうとしたときのこと。
目の前の座席に、どっかでみた顔の男性がいた。
男性も、僕の顔をみて「ああ」という反応があって、挨拶をされた。
なので、僕も挨拶を返したのだが、そのわずか0.3秒ほどの刹那に、男性が立松和平さんであることがわかった。けど直接お会いしたことは多分ないはず・・・・。
そのまま曖昧にするのも何なので、立松さんのお隣に行き、「すみません、あの、お会いしたことありませんよね?」と(よく考えたら失礼な質問だな)お聞きした。すると立松さんも笑って「あの、よくTVで拝見します。友達かと思って」といわれたので、僕も「はい、僕もTVでよくは意見するので、つい知り合いかと・・・・」と返し、練習場所のある駅まで二駅ほど、お話してしまった。
じつは、TVに出ていると、たまにこうした反応に出会う。女性の方で、たまに勘違いして半分挨拶しかけてやめる人もいる。だけど、実際挨拶してしまい、しかも双方がTVで相手を観ていて互いに友人知人だと一瞬思ってしまうということは、まずないだろうと思う。
いやー、ほんとにびっくしりた。たいへん、珍しい出会いであった。
立松さん、失礼いたしました。
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