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何気なく観てたら今日の「情熱大陸」は秋本治だった。
ホントにマジメで、地道な仕事ぶり。朝9時から午後8時まで、毎日タイムカードで仕事をし、残業は滅多にせず、連載開始以来、締め切りを守り続けている。徹夜続きとかのスタイルとは正反対。忘年会の場面でもウーロン茶を飲んでいた。下戸なんだろうか。過去のすべての原稿も、博物館並みにきちんと管理されている。新作のネームはファミリーレストランでドリンクバーを頼み、コーヒー9杯、9時間かけて19p作る。う~ん、これを33年間・・・・。
秋本さんは、痩せ型の大人しそうな人で、ちょっと「情熱大陸」向きとは思えない人柄、仕事ぶりなのだが、最後になって、取材にきていたTVスタッフの撤収場面で、逆に機器を撮影したり取材を始めたがはおかしかった。
もうずいぶん前、あるパーティで秋本さんを見かけ、僕は近づいて自己紹介して挨拶した。すでにマンガ評論をやっていたが、じつはサインが欲しかったのだ。うちの次男が当時まだ中学生だったか、『こち亀』の大ファンだったのだ。滅多にそんな形で人にサインをもらうことはないのだが、秋本さんは厭な顔もせずサインしてくれた。いい人だなーと思ったのを思い出した。多分覚えておられないだろうが、そのせつはありがとうございました。
詳細と写真は八戒さんのブログに。
http://d.hatena.ne.jp/nomurahideto/
今年から頼子先生による書道史講義付き。以前、古川師匠が何か例を持ってきて、簡単にエピソードを語ってくれたのが面白かったので、そういうのもいいなあといったら、本格的なテキストによる講義になってしまった。ゼミみたいだ。おかげで興味持つ人と、そうでもない人の落差が激しかったが、先生によると「私が大学で習った書道史が、ここ十年ほどの考古学的発見で大きく変わっていた」のだそうで、先生自身が気合が入ってしまったのだった。おそらく中国の経済発展と開発による発見もあるのではなかろうか。紙の登場も、かつては後漢時代だったのが、放射性元素測定で前漢に遡ったりしているらしい。
そろそろ人見知りしつつある息子のトクちゃんをあやしながら、甲骨文字から金文、木簡から絹などへと、一回目で秦~漢頃までの講義だったけど、面白かった。ちょうど筆という道具が登場するあたりということで、臨書したのはそれ以前の、石に彫った文字。この書き方は、ナゼか僕は得意で、いくらでも書けちゃう。マンガの線の描き方と似てるからかもしれない。杉浦茂を模写してるみたいなのだ。ちなみに八戒さんブログ写真の左から3,4枚目が僕。3枚目は石刻、4枚目は僕の好きな隷書の代表的作品、曹全碑。生徒の半分はカウンターで飲みに走っていたが、ウーノなどは時間ぎりぎりまで書いていた。
来月は講義の続きなのだが、残念なことに僕は亡命中で出られない。う~む、出たかったな。
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