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・・・・でした。ひさしぶりに林静一さん、山下裕二さん(明学の美術史教授)にお会いし、司会の湯浅学さんとは初対面でしたが、林さんの人柄もあり、和気藹々で進行。面白い話が聞けました。
とくに、東映動画アニメーターだった林さんが、ガロでマンガを始めたきっかけの話は、当時のマンガとアニメの相互影響関係を考える上でとても示唆的で貴重な話でした。当時の東映動画内は、表現に敏感な人の集まりで、映画でも音楽でも色んなところにアンテナを張っており、ガロもほとんどの人が読んでいて、それで林さんがTVアニメのために集められたフリーの若いアニメーターたちと何かしようとマンガ同人誌を発案し、結局そこに描いたのは宮崎駿さんだけだったとか。でも、当時唯一マンガを公募していたガロにみんなで投稿しようということになって、林さんが載ったのだという。
この話の背景には、東映動画労組自主制作みたいな『ホルス』が『カムイ伝』に似てるとか、東映動画内の労組と虫プロに始まるTVアニメ化っていうアニメ・マンガ相互影響史の中で読むと面白い。林さんは「これで東映は長編アニメは作れなくなるな」と思ったという。この話は林静一展図録「林静一 叙情の世界 1967-2007」所収のロングインタビューにも書かれているので、興味のある人はぜひ。
また、林さんは自分のマンガ作品、『グッピー』や『夢枕』に至る「日本の近代とは」っていう主題について語りながら「白土三平さんと当時話したかぎり『カムイ』伝は本当は近代にまで続く話だった。けれど、結局途中までの話になってしまった。弟子として、というんじゃないけど、どこかでその意図を継ぎたい気持ちがある」といわれたのは、印象的だった。
ガロという媒体が、(林さんいわく)アニメ現場の若者たちに「マンガは子どものものだけじゃないんだ」という衝撃を与え、若者の自己表現としてアニメやマンガを押し上げていった時代を感じる。
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