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いってたんですが、

「武術の修行とかでは、最初の数年、ものすごく集中して訓練して上がっていくときって、風邪もひかないっていう状態ってありうるんです。でも、その発展って直線的じゃないので、ある程度いくと高原状態みたいのがあって、そうなるとまた風邪ひいたいりするんです。だいたい東洋医学では風邪は季節のかわりめとかにひくべきものだったりしますから。そういう状態だと、心理的にもヘコんだり精神的に悪くなったりもするっていうことがあるんです」

だいたい、そんな内容だったと思います。
で、今年の僕はまったくその通りの状態なんで、すべてが八卦掌のせいではないけれども、現在の落ち込みの幾分かはそうなのかも、と思いました。

natsume

読んでしまったのです。このGWで・・・・。
正確にいうと新井英樹『真説 ザ・ワールド・イズ・マイン』(エンターブレイン 全5巻)。
ずっと前、「マンガ夜話」で大月隆寛さんが何度も話題に出していて、でも僕は読んでなかったんですな。「読んでくださいよ」っていわれたんだけど、ま、あの過剰さ、ヘビィでハードな印象は強くあったんで、たぶん面白いんだろうけど、あえて近づかなかった。
たまたま、加筆して新装刊が出たので、その一巻目を買い、読んだら案の定止まらなくなった。いやー、想像通りつうか、凄い作品です。疲れました。ただ、最後の5巻目は、ちょっと・・・・。マリア死んでからが、今の三分の一で切り上げられてたら、まごうことなき名作っていう感動で終われた気はしますが、おそらく作者、いくとこまでいかないとダメな人なんでしょう。間違いなく「凄い作品」でした。

あ、あとドゥーガル・ディクソン&ジョン・アダムス、作画・小川隆章『フューチャー。イズ・ワイルド』(双葉社)っていう本があって、少し前に少しはやった500万年~2億年後の地球の環境と生物を予想した図鑑をマンガにしたみたいな本。面白いです。何ていうか、人類とっくに絶滅してて、まったく飛び離れた世界で、人類に相当するものも存在しないのに、奇妙に面白い。何だろう、このヘンな面白さ。

natsume

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夏目 房之介

夏目 房之介

72年マンガ家デビュー。現在マンガ・コラムニストとしてマンガ、イラスト、エッセイ、講演、TV番組などで活躍中。

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