永井孝尚のMM21:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 永井孝尚のMM21

マーケティングとは? グローバル化とは? ライフワークとは? 一緒に考えてみましょう

« 2007年9月12日

2007年9月13日の投稿

2007年9月15日 »
Dark Web 2007/09/13 ウェブ

Technobahnの記事「全米科学財団、ネット監視システム「ダークウエブ」計画を始動」によると、全米科学財団がダーク・ウェブという計画開始を発表したそうです。

目的はインターネット上でのテロリストの行動監視で、ロボット巡回、リンク分析、内容解析、意味解析などの技術を使ってテロリストの動向を探るそうです。

文章の癖を分析して書いた人の「文紋(Writeprint=文章の指紋)」を抽出する機能もあるそうです。95%の確率で文章を書いた人物を特定可能とのこと。

例えば2ちゃんねる等に書き込むと誰だか分かってしまうということですね。

日本語のサポート状況は不明ですが、テロ対策ということは各国言語にも当然対応しているはずですので、言語解析プリプロセッサー部分で日本語ライブラリーが組み込まれていれば可能な筈ですね。

いずれにしても、一つ間違うと、国家権力による国民の監視に繋がりかねない技術です。

あくまでテロ撲滅目的限定で使用いただきたいですが、その歯止めをどのように行っているのか、興味があるところではあります。

nagai

9/12の日経産業新聞の記事「世界に挑むBRICs企業 インフォシス(インド) 巨大研修施設で新人磨く」によると、インドのインフォシス・テクノロジーズが2006年度に採用した従業員は36,700人だそうです。

繰り返しますが、「従業員総数」ではなく、「昨年1年間の採用従業員数」、です。

超大量採用とは言え、決して広き門ではなく、なんと35倍の1,302,400人が応募したそうです。

これは日本からすると想像を絶する人数ですね。

ちなみに、人数の多い団塊ジュニア世代ですら、1学年の総数が2,000,000人。

ここ数年で生まれた世代に至っては、1学年の総数は1,000,000人をちょっと超える程度。インフォシスの昨年の応募者を下回っています。

その多くが最難関校を卒業したこれだけの人数が、1企業に応募し、さらにそのうちのわずかトップ2.8%しか採用されない、ということですね。

この36,700人は、入社後、「外部の研修機関なら四学期(二年)分」に相当する中身の濃い4ヶ月の研修コースを受けるそうです。期間中のテストは64回で、合格しない研修生は同社を去らなければいけないとのことですが、不適格率は1-4%程度だそうです。

この試練を潜り抜けたエンジニア達が、世界中の企業に対して、インターネット等を介してアウトソーシング・サービスを提供することになります。

いま世界で、日本では考えられないことが、想像を絶するスケールで急激に起こっています。

改めて、"The World Is Flat" (邦題「フラット化する世界」)の意味を考え直すよい機会になりました。

nagai

私は先週1週間、遅い夏休みをいただきました。2-3日ほど近場に出かけた以外、家にいました。

「さぞ、ブログを書くのもはかどるだろうな」

と思いましたが、結果は全く逆。

頭のスイッチが切れたようになり、ネットを見ても新聞を見てもネタが思いつかず、非常に低調でした。

さて、今週火曜日から勤務に復帰して、溜まったメールや仕事を片付けています。

そこで改めて思ったのは、逆に忙しい方が頭が動いてブログを書くネタを見つけられるということです。

実際、休み中の10日間で書いたブログが8件に対して、休み明けの2日半で書いたブログは、このエントリーも含めて5件です。

よく、「会社を退職したら、思いっきり好きな写真を撮って暮らすのだ!」なんて思ったりしますが、本当に仕事を辞めて好きな写真だけ撮っていると同じことが起こるような気がします。実際、よい写真が撮れる時は、忙しい時が多いように思います。

このようなことを色々と考えていたところ、とある場所で別のブロガーの方も同じようなことをおっしゃっていました。

「忙しい方がブログを書ける」と思っているのは、どうも自分だけではないようです。

nagai

« 2007年9月12日

2007年9月13日の投稿

2007年9月15日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

永井孝尚

永井孝尚

オフィス永井代表。 著書「100円のコーラを1000円で売る方法」シリーズ(中経出版)、他。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
mm21
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ