プレゼンで、正確な情報を一生懸命伝えようとするあまり、なかなか全体像が伝えられない、ということがよくあります。
逆に、詳細なことは省略していてとても大雑把なのですが、なぜかハラにストンと落ちて新しい気づきが得られる、というプレゼンに出会うこともあります。
後者のプレゼンは、全体像がまずあってその流れが分かりやすいことが多いように思います。
このようにして改めて思うのは、「プレゼンはストーリーが極めて大切」ということです
「聞く人は何を聞きたいのか?それに応えるために、要は何を伝えたいのか?」
プレゼンの中に、この問いに簡潔に答えられるストーリーがあれば、それはシンプルなものであっても成功することが多いように思います。
正確さも大事ですが、プレゼンの第一歩はまず伝わること。詳細や正確さだけにこだわるのではなく、ストーリーにこだわるようにしたいですね。
一昨日の5/23、高木さんとテリー植田さん主宰の「bukubuku交換会」で、「会社員の出版」というテーマでお話しをさせていただきました。
実はこのテーマ、過去朝カフェ次世代研究会をはじめ様々なところでお話ししてきました。
しかし考えてみると最後にこの話をしたのは1年以上前です。
その後、会社の仕事を続ける傍ら、2011年7月に「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」、2011年12月に「100円のコーラを1000円で売る方法」、2012年3月に"50 Tips for Successful Customer-centric Strategies" (「バリュープロポジション戦略50の作法」の英語版)と、3冊の本を出版してきました。
また「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」の台湾版や「100円のコーラを1000円で売る方法」の台湾版・韓国版も決まり、「日本での学びをグローバルに発信し、よりよい世界にしていきたい」との思いも徐々に形になってきました。
改めてまとめてみると、1年前と比べてかなりの経験が溜まっていたためか、かなり話の内容をシンプルにした上で、深掘りすることが出来たように思います。
また機会がありましたら、チューンナップしていきたいと思います。
この機会を下さった高木さんに感謝です。
昨年12月に出版した「100円のコーラを1000円で売る方法」の増刷が昨日決まり、合計20万部になりました。おかげさまで6ヶ月間、同じペースで増刷が続いています。
これも版元でプロモーションに力を入れて下さっている中経出版様、素晴らしい仲間として本書の編集にご尽力下さった谷内さん・田中さん、そして何よりもお買い上げいただいた皆様、応援・ご支援いただいた皆様のおかげです。
実は書店に本書が並んでいるのを見ても、私自身は自分のこととしていまだに今ひとつ実感が沸いていません。
私は自費出版で本を3冊出していることもあって、本を書く際に自分だけの力でできることは限られていることは痛感しています。自費出版の場合でも、とても多くの方々に助けていただいて初めて出版できました。
ましてや商業出版。リスクを取っていただいている版元さんや編集の方がついて下さっていることが、どんなに心強いことか。本当にありがたいことです。
本書の著者として私の名前を記載していただいていますが、私一人の力では絶対に出来ません。
本当に皆様のおかげです。深く感謝申し上げます。
朝型の私は、朝は仕事をしたり、仕事が余裕がある時は本を書いていたりしています。
朝はブログを書いていません。実は前の晩の夜書くことが多いのです。6時頃に仕事を切り上げて、帰りの電車や夕食後に書いています。
ただ時に期限等の理由で、どうしてもその夜に完了しなければいけない仕事もあります。そして仕事が夜10時や11時に終わってからブログを書こうとすると、頭が切り換えられず、なかなか効率よく書けません。
このような日は、その晩に無理に書くのは止めて、翌朝書くようにしています。
夜書くと30分程度かかるブログも、翌朝書くと頭が整理されて10分程度で書けることも多いのですよね。しかも夜書くと意外とブログを書くこと以外に時間をダラダラと使ってしまい勝ちになるのでこれも回避できます。これで忙しいウィークディに貴重な睡眠時間を追加できます。これって結構助かります。
ということで、このブログもそのようにして書いてみました。おかげさまでしっかり睡眠を確保できました。
PDCA(Plan, Do, Check, Action)はビジネスの基本です。
このPDCA、なるべく早く回すことが大切。
Planに時間をかけてしまいがちですが、まず大雑把なPlanが出来たらまずやってみる。その上で仮説を検証(Check)し、対応策(Action)を考えてすぐに改善することが大切です。
ここで最近、気がついたことがあります。
ただPDCAを回すだけでは不十分なのです。
検証する際の基準が必要なのです。
ただ回しているだけでは、本来は「数字」で議論すべきところを「国語」で議論してしまうのですよね。
「国語」で議論し始めると議論が主観的になり検証がなかなか進みません。「数字」で客観的に議論することが必要です。
「数字」で議論するためには、目的と密接にリンクしたKPI(評価指標)を予め定めておく必要があります。
PDCAを回す上でKPIを決めることは極めて重要なこと。
「全てを数字化」するのは難しいことですが、「数字化できないものは改善できない」という言葉もあります。難しいことではありますが、できる限り数字化していくことが必要なのでしょうね。
仕事で数百名にメールを出して、対応をお願いする機会が多くなりました。
そこで改めて感じるのは、文章の分かりやすさはとても大事、ということです。
例えば1000名にメールを出すことを考えます。
メールを8割の人達が理解できれば、800人が対応します。ですので残り200名の追加対応が必要になります。
分かりにくいメールで6割の人しか理解できないと、600名しか対応しません。追加対応が必要なのは400名。
時間をかけて分かりやすく推敲を重ねたメールで、9割の人が理解できれば、900人が対応します。追加対応が必要なのは100名。
ここで、追加対応が必要な残りの人達に、もう一回メールを出すことを考えます。
8割の人達が理解できるメールだと、2回目の後に追加対応が必要なのは40名 (= 1000 x 0.2 x 0.2)。まだまだ多いですね。
6割の人達が理解できるメールだと、これが160名(= 1000 x 0.4 x 0.4)。かなりの人数です。
9割の人達が理解できるメールだと、これが10名(= 1000 x 0.1 x 0.1)。個別フォローできる範囲です。
フォローする人数が160名の場合と10名の場合とでは、仕事量は全く違います。さらに会社レベルで見てもタイムリーに対応しないことによる損失は大きいものがあります。
このように分かりやすいメールを書くことに時間を使うと、その後の仕事もスムーズに進んでいきます。分かりやすい文章のメリットは、私たちが想像する以上に大きいのですよね。
「分かりやすいビジネス・メール」と言っても、「美しい文章」になるように努力する必要はまったくありません。
むしろ逆です。
・対象者、目的、必要性、行うべきアクション、期限が明確であること
・文章が簡潔、かつ重複情報がないこと
だと思います。
改めて心がけたいと思います。
「国内LCC、値引き合戦勃発 価格競争際限なし」という記事を読みました。
成田-新千歳 4590円
成田-福岡 5590円
関西空港-福岡線 3590円
さらに
最低価格1円(1万席限定)
などというのもあります。
消費者にとっては安いことはありがたいことですが、問題は記事にもあるように、...
今のところ、国内LCCには安さ以外の武器はなく、このままでは際限のない価格競争に巻き込まれることは必至だ。
という点です。
---(以下、引用)---
8月から成田を拠点に就航する全日空系のエアアジア・ジャパンの岩片和行CEOは「安いだけではすぐにあきられる」と肝に銘じている。LCCが日本の空で大きく飛躍するためには、いかに付加価値を付けるかにかかっているが、各社ともその答えをまだ持っていない。
---(以上、引用)---
元々、LCCの先駆けであるサウスウェスト航空は1970年代の創業。同じLCCがいない中で新しい需要を取り込み続けて成長を続け、米国航空会社の中で屈指の高収益企業となりました。
一方で、同一市場の中で複数社が入り乱れて同じ「安い」という価値だけで競争している限り、安さだけが競争の指標になってしまいます。そうすると勝てるのは一番安い会社だけ。
岩片CEOの「安いだけではすぐにあきられる」という言葉が、まさにこのことをあらわしています。
LCCは、クレイトン・クリステンセンが「イノベーションのジレンマ」で描いたところの「破壊的技術」です。破壊的技術はこれまで使ったことがない顧客層を開拓して新市場を生みだし、その市場が技術進化とともに成長することで大きなビジネスになります。
これまで航空会社を使ってこなかった新しい顧客をいかに開拓するか、そしてそこにいかに自社ならではの価値を提供するかが、「価格競争の泥沼」から抜け出すために、今後求められているのかもしれません。
先日、ブログでもご紹介しましたように、5/23夜、高木さん主宰の「第四回ビジネス書ブクブク交換」で講演致します。
はやくも来週です。
「30分のトークショー」とのことなのですが、何もなしでお話しするのはどうも苦手なもので、やはりパワポ資料を作成しています。
「100円のコーラを1000円で売る方法」がきっかけでいただいたお話しですが、本書の内容はお読みいただければ分かるお話しなので、この本を書くに至るまで、会社員がいかに四苦八苦してきたかをお話しようかな、と思っております。
会社員が本を出す魔法の方法がある訳ではありませんが(笑)、もし「会社員だけど本を出したい」と思っている方がおられましたら、もしかしたら少しはご参考になるかもしれません。
一昨日の5月16日、「朝カフェ次世代研究会」終了後、ラジオ番組収録に行きました。平日なので半休をいただきました。
出演したのは、東京FM 傘下のMusic Bird (国内コミュニティFM ラジオ50局ネット)で放送している「ベストセラーズチャンネル」という番組。ゲストコーナーに25分間出演し、「100円のコーラを1000円で売る方法」についてお話ししました。
「ベストセラーズチャンネル」というインターネットラジオサイトにも、アーカイブを掲載いただく予定です。
収録後、番組のパーソナリティの畑哲郎さんと記念写真を撮影。
ラジオ番組出演は、4月29日放送のNHKラジオ第一「著者に聞きたい本のツボ」に続いて二回目ですが、前回と比べると今回は割と落ち着いてお話しできました。
二回目で慣れてきたこと、収録が夜でなく朝だったこともありますが、加えてとても穏やかにリードして下さった畑さんに助けていただきました。
それにしても驚いたのは、畑さんの本業が歯医者さんだということ。ビックリです。
畑さんもブログで当日の様子をご紹介下さいました。→こちら。
一介の会社員である私がこのような素晴らしい機会をいただけるのは、本当にありがたいことです。
放送は6月9日の予定です。後ほど紹介をご報告致します。
昨日開催した第31回朝カフェ次世代研究会は、大木豊成さんの「現代のビジネスパーソンの必修スキル『財務』と『法務』」 でした。
お金の流れはビジネスの基本です。だから、お金がどのように会社を流れているかを理解すると仕事の視野がより広くなります。
例えば大木さんが紹介されていたのは、資本金3000万円の会社が、開発期間10ヶ月・1億円の案件を受注するケース。
この案件を取ることで会社は大きな売上を立てることができます。とにかく売上を立てたい営業であれば、これは絶対に取りたい案件です。
しかしこの案件を受注すると、ちいさな会社だと多くの場合倒産のリスクがあるのです。
なぜか?
このプロジェクトに、10人のエンジニア(人件費50万円/月)で10ヶ月間かかると仮定します。非常に単純化して考えると総費用5000万円で毎月500万円のお金がかかります。受注10ヶ月後に納品してやっと売上1億円が立ちますが、これでもまだ会社にお金は入りません。
売掛金回収が3ヶ月だとすると、1億円が入ってくるのは10ヶ月+3ヶ月=13ヶ月後。
つまり1億円の案件を受注しても、お金が入ってくるのは13ヶ月後なのです。
一方で会社からはこの案件のためにお金はどんどん出ていきます。そして会社はお金が枯渇し支払いが出来なくなると倒産します。
資本金3000万円の会社からするとこれは非常に厳しい条件です。
倒産を回避するためには、案件を受注する前に、売上回収までのお金のやりくりも考える必要があるのです。例えば分割払いにしてもらう、別途資金調達する、等です。
「私の仕事は営業だからそんなの気にしない」というのは、大企業ならばある程度許されるかもしれません。しかし規模の小さい会社だとまさに死活問題。このことを知っているかどうかで、将来のビジネスパーソンとしてのポテンシャルも変わってきます。
法律も同様です。例えばマネジメントになった場合、労務管理にあたっては三六協定を理解する必要があります。
『財務』と『法務』って聞くと、とっても敷居が高そうに聞こえます。しかし大木さんは様々な観点でとても分かりやすく説明して下さいました。
大木さん、ありがとうございました!
参加者がTwitterで講演の様子を中継して下さった様子をTogetterでまとめましたので、ご参照下さい。
次回6/20(水)の朝カフェは、オルタナブロガーでありインフォテリア社長でもある平野洋一郎さんより、ベンチャー経営に関するお話しをいただく予定です。これもとても楽しみです。
オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


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