きょこ コーリング:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) きょこ コーリング

広報・マーケティングを中心に、ソーシャルメディアそしてアプリなど、マーケッターの関心事を綴ります♪

« 2010年6月15日

2010年6月16日の投稿

2010年6月17日 »

名刺がビジネスの成否を左右する、みたいな話が結構いろいろなところでされています。先日は、ある社長が専門家にデザインしていただいたという名刺を頂戴しました。第一印象は

「情報がスッキリしている」

でした。デザインって余白が大事なのですよね。隙間が開いていることで、バランスがよく、好印象を与えたり、相手がいろいろと考えることが出来ます。

一方、名刺がカタログ化というか、とにかく、あらゆる情報が詰め込まれている名刺をいただくこともあります。このあたり、ついったーで意見交換をしてみました。以下、私のツイートです。

も しかして、自分の名刺に、ブログのロゴやら、キャッチフレーズやら、著書やら、とにかく情報満載にしている人って、相手がシンプルな名刺だったときに、相手から情報を引き出すのが苦手な人が多いかもしれない。結局、自分の名刺を元に相手から質問はされるけど、それに答えるだけになってしまう。

相手にも会話させたほうが、相手の印象にも残るし、何かコラボが生まれる可能性だってあるわけだし。情報満載にして、たくさん質問してもらっても、自分に「相手」の情報が集まらないっていうことはないかな?どうなんだろうか?

このツイートに関して、いろいろな方からご意見などをいただくことが出来ました(大木さんをはじめ、コメントを下さった方にこの場を借りてお礼申し上げます)。

情報満載にしすぎる人は、説明が苦手だから入れているのかも、とかいう意見もありました。

本当にケースバイケースなのですが、情報が多すぎる欠点は以下だと思われます。

  • 「どこが重要なのか」がぼやけてしまう。
  • 名刺リーダーでの読み取りに適さない。
  • どうしても文字が小さくなり、老眼の人に優しくない(大企業は未だ年功序列も残っており、偉い人に読んでもらうことを考えると、ある程度の字の大きさが必要です)
  • デザインが美しくない(余白がなく、とにかく文字がぎっしり入っています)
  • 印象に残りづらい(デザイン的な特徴に乏しく、覚えてもらいづらい)
  • 素人っぽい(デザインが洗練されていないと、プロフェッショナルの感じがしません)

一方、洗練された名刺を配っている人の多くは、以下のような特徴がある気がします。

  • デザインがスッキリしている
  • フォントやロゴなどが印象深い
  • 会社の理念などが、タグラインで示されている
  • 社名、名前、連絡先が読みやすい

そう考えると、「とにかく名刺交換で相手に自分のことをわかってもらわねば」「後で名刺を見たときに、当社のことがすぐわかるように、とにかく情報を満たさなければ」という戦略は、もしかしたら効果が出ていない可能性があるのではないかと思いました。名刺ケースに保管してもらえる「捨てられないミニ広告」としての役割を果たす可能性はありますが。

長くなったので「その2」として、名刺本体の話ではなく、名刺交換時のコミュニケーションの話を別途書きたいと思います。

きょこ

« 2010年6月15日

2010年6月16日の投稿

2010年6月17日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

加藤 恭子

加藤 恭子

IT記者を経て、ナスダック上場IT企業のマーケティング・PRマネジャーを歴任。
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
kyoko
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ