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2008年1月9日 » |
外資系IT企業のOLを辞めて、独立して約1年半がたち、いくつかのお客様のPR活動やマーケティング活動のお手伝いをしてきました。年が変わったこともあり、簡単にまとめると、2007年は、弊社クライアント1社あたり、1年間に平均で89件の記事が新聞、雑誌、オンラインメディア(個人ブログ除く。寄稿を含む)に掲載されました。言い換えると、弊社のクライアント企業の1年間の掲載記事を全部足すと数百になりました。(お手伝いをした期間が1年に満たないクライアントは、1年お手伝いした場合に記事が何件になるかを計算してこの数字を算出しています。お手伝いした期間が6ヶ月で、掲載記事が60であれば、1年間で120件と換算しています)
超大手の企業の実績と比べれば少ないかもしれませんが、多くのクライアント企業が社員(日本法人)が100人以下のところです。そして、お手伝いをするようになってから、どのクライアント企業も、圧倒的に掲載記事が増えています。そしてご担当者の方が「本社のVPからほめられました。PR会社を変えて正解でした」などと言われるとこちらも頑張った甲斐があり、うれしくなりました。
このような実績を上げられた背景には、正直いって
優れた記者と優れた広報(マーケ)担当者という、恵まれた環境が大きかったと思います。
優れた記者は、「この内容じゃ書きづらい。XXを●●して持ってきて」「このネタなら自分じゃなくて△△さんのほうがいいかも」などといろいろアドバイスを下さったり、的確な質問を投げかけて、こちらのネタを面白い角度から切り取ってまとめて下さったりしました。
優れた担当者の方は、社内の承認を取ってプレス発表がスムーズに進むように調整したり、一緒にFAQを作ったり、記者を訪問したり、記者が使いやすいスクリーンショットを準備したり、記者会見を絶妙なトークでうまくまとめてくださったりと、すごい活躍でした。はっきり言って、PRに外部の人間を入れると、PR活動が活発化しますから、担当者のお仕事も増えます。そこで積極的に動けるかどうかも、成否を分けるような気がします。
もっと詳しく書きたいのですが、あまり具体例をあげると「あれ、これってあの会社じゃない?」などとわかってしまうので、中途半端な説明でとどめておきます。
「変なネタを無理矢理売り込みに来る」PRの代理人ではなく、「他誌はまだ書いてないすごいネタを持ってきてくれる」「ネタの切り口が新鮮なおかつタイムリーなものを用意してくれる。しかも資料もそろっていて記事にしやすい」などと記者の方に言っていただけるように、今年も頑張りたいと思います。
また、PR以外に力を入れている、さまざまな手法を組み合わせたLead Generationに関するサービスも更に力を入れていきたいと思います。
何かと至らない点もありますが、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
P.S.取材や記事に関する過去ネタも、もしよろしければお読みください。
最近記者さんが体験したことと、私の体験
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