きょこ コーリング:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) きょこ コーリング

広報・マーケティングを中心に、ソーシャルメディアそしてアプリなど、マーケッターの関心事を綴ります♪

« 2007年5月8日

2007年5月10日の投稿

2007年5月11日 »

先日、某エンタープライズ系ソフトウェアベンダのマーケ部長さんと情報交換を兼ねてお話をさせていただきました。

Lead Genの話が中心だったのですが、PRのお話が少しびっくりでした。何でも、プレスリリースの配信に力を入れていないとのこと。そして、深く事例を書いてくださる記者の方にだけ情報を渡し、著名なIT系の媒体に掲載された事例記事を「抜き刷り」(出版社側でその記事部分に表紙を付けて印刷してくれた冊子。記事をコピーして配ると著作権上の問題がありますが、抜き刷りではその点はクリアされています)にして、カタログ代わりに使うとのことでした。拝見しましたが宣伝ではない記事なので公平に読者のことを考えて書かれた記事で、とても説得力のある内容でした。

とりあえずプレスリリースをたくさんの記者に送ろうという風潮が一般的だと感じていたのですが、180度違った考えで成果を出されている部長さんの話は目からウロコでした。

また、ユーザー会の力がとても強いとお話をされていました。何でも、ユーザー会は年に複数回開催されており、会の前半はベンダー関係者はシャットアウト。ユーザー会のブログもあるそうです。ユーザー企業様の満足度が高く、大企業が導入に至る場合はたいていはユーザー見学をしてから決定されているとのことでした。

私は以前ERPベンダで働いていた経験があるのですが、ユーザーの取材や見込み客の訪問はなかなか難しく、苦戦したこともありました。

この部長様の会社では、ビッグネームのユーザー企業さんがどんどんと新しいビッグネームのユーザー企業さんを呼び込む仕組みになっているようでした。

確かに大企業の社内でお使いいただく高額なソフトウェアの場合、他社がどのような使い方をして成果をあげているかは、決定に際しとても重要ですよね。

この会社では営業が無理な売り方をせず、お客様と良好な関係を築くことをとても重視しているとおっしゃっていました。

このようにうまく運営できている会社は少ないかと思われますが、独自の方法で成功している好例ではないかと感じました。

きょこ

« 2007年5月8日

2007年5月10日の投稿

2007年5月11日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

加藤 恭子

加藤 恭子

IT記者を経て、ナスダック上場IT企業のマーケティング・PRマネジャーを歴任。
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
kyoko
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ