きょこ コーリング:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) きょこ コーリング

広報・マーケティングを中心に、ソーシャルメディアそしてアプリなど、マーケッターの関心事を綴ります♪

« 2006年11月21日

2006年11月23日の投稿

2006年11月25日 »

ネットレイティングスさんの11月20日付のプレスリリースを見てちょっとびっくり。「mixi、国内SNSでは圧倒的優位を維持も伸び悩む」

とあります。

でも、5月ごろには楽天についで第3位だったミクシィが、月間の1人利用時間とページビューではYahoo!に次いで2位になっていました。これはかなりびっくりしました。でもYahoo!を長時間使うというのはなんだかイメージできないですが、SNSでしたら、友人の日記を閲覧したり、コミュニティを見たりしていたらそれなりに時間がかかりますものね。

ただ、10月には利用者数の伸びが少なかったのです。いままですごい勢いで増えてきて、10月にその伸びが鈍くなっているようです。

9月までの伸びは、プレスリリースとかを見て、グラフにしてみました。こんな感じです。ちょっと間違っていたらすみません。

Mixi_nobi

理由についてはよくわかりませんが、私の友人は「ここまで普及しちゃうと、今更やりたくない。ほとぼりが冷めてからやってみたい」とか「もうこれだけ話題になれば、この手のものに興味がある人は一通り入っているよ」とか言っています。

でも、相変わらずミクシィ一人勝ちですよね。先日久しぶりに別の某SNSを使って見ましたが、その理由は友達に誕生日メッセージを送ろうというメールが来たからでした。しかしながら、アクセスしてみると、その友達(というか、目上の人)のハンドルが呼び捨てになり、●●、誕生日おめでとう!と表示され、そこに寄せ書きをしてくれというものでした。普通だったら「さん」くらいつけますよね?なんだか、そのような些細なことからも、使う人のことはあまり考えず、提供する側の論理で考えられているような印象を受けました。やたらと出身大学にこだわるのも、イマイチ馴染めない理由でもあります・・・。でもそのような些細なことも、登録者の伸びが鈍いことと関係あるのかもしれないですよね。

Yahoo Daysも登録しましたが、周りの友人も使っていないので、足あともほとんど増えず、友達の日記も更新されず、1ヶ月に1度アクセスすればいいほうです。

ミクシィも、ここのところは人が増えすぎた感があり、私のある友人は「コミュの会員が増えすぎて、特定コミュの新着だけが異常に多くて、本当に必要な新着が埋もれてしまっているので、そろそろ入っているコミュも整理しないと」とか「長いこと日記を書き溜めてきたけど、過去の日記をうまく検索できずに大失敗。ブログにしておけばよかった・・・」「教えてくださいとだけ書いた、ネットの最低限のマナーも守れていない書き込みが増えて、なんか居心地が悪くなった」などの声が出てきています。このあたりがどう変わっていくかも注目していきたいと思います。

韓国では圧倒的な人気のサイワールドの日本版(韓国版とは別)とか、世界で使えて、日本語も使えるOrkutとか、そして鳴り物入りで登場のマイスペースとか、今後、どのようになっていくのか、見ていきたいと思います。絶対にいろいろなところが競争しあったほうがよいサービスが提供されると思うので。

きょこ

9年前に出た本なのですが、どうしても必要になり、Amazonのマーケットプレイスで3冊出品されていたので購入することにしました。

定価3000円の本で、一番安く出品されているものは1400円、残りは2冊とも1700円でした。1400円のものは日焼けや折れがあるとのことで、残りの2冊は状態が「良い」というステータスになっていたので、そのうち、大手古書店が出品しているほうに決めました。

ボタンを押して注文を確定したのですが、翌日その古書店からメールが来ました。発送しようとして、本の状態をよく調べたら、3箇所に蛍光ペンで線が引かれているとのこと。それでよければ、発送しますので、メールで返信をくださいというのです。

つまり、元からステータスは「良い」ではなかったわけです。

最初から低いステータスにしてしまったり、状態が悪いと書いてしまうと、買う側もどうせなら、少しだけ高くても、きれいなほうにしようと考えますよね?

クレジットカードから代金が引き落とされた後(注目確定した後)になってから「実は状態が悪かった、どうしましょうか?」と言われたら、「まあ、少しくらい汚れていてもいいや。また注文するのは面倒くさいし。一度買うと言ってしまったし」という人もいそうです。そうすれば、少し汚い本であっても、相手にとりあえず納得をさせて、しかも、幾分高いお値段で購入いただけるのかなと。

なんか、そんなことを考えて、この古書店は出品しているのではないかと勘ぐってしまいました。

というのも、「ローボールテクニック」という手法があるのです。チャルディーニら(1978)、バーガーとベティ(1981)が見出した方法で、受け手にとって魅力的な状況を作って受けての応諾を引き出し(=低い取りやすい球を投げて、受け取らせ)、その後、その特典を取り去ってしまう方法です。人は一度応諾すると、たとえ状況が自分にとって悪くなっても、言行一致的な行動をとりやすいことを利用した方法だそうです。「自動車にオプションをつけます」と言われて購入を決定した後、「上司に確認したら、この金額ではつけられないそうです。ごめんなさい、無理でした」と後から言われても、取り消さずに買ってしまうとかいうのも、その例だそうです。(参考文献:セレクション社会心理学10 依頼と説得の心理学 サイエンス社 今井吉昭著)

ローボールテクニックの影響を受けないためには、状況が変わったら、先の決定に執着せずに、もう一度判断して決定することが重要なのだそうです。

え、私がどうしたかですって?即効キャンセルしちゃいました(笑)。とりあえず図書館で借りるという手段を思い出し、そうしました。

見つけにくい本が出品されていて便利なAmazonマーケットプレイス。1円で出品しても利益を出す方法があるとかでこれで稼いでる人がいるとかいうのはまあ、楽しくてよいのですけど、業者が在庫がないのに出品して「在庫がないので返金処理します」というケースも意外とあるようです。届くと思って待っていたら「在庫がなかった」メールがくるとがっかりですよね。便利な面もありますが、使い方にも工夫が必要で、急ぎでほしい商品をよい状態でマーケットプレイスで買うのはお勧めできないと思いましたが、皆様はマーケットプレイスで購入されたりしてるんでしょうか?ちなみに私はなんだかんだ言いながらも、アマゾンはかなり利用しています。

ここまで書いて、あれ、ちょっと考えすぎかなあ?ちょっと疲れてるしなあ、自分。とも思いましたが、とりあえず書いたのでアップしてみます。

きょこ

« 2006年11月21日

2006年11月23日の投稿

2006年11月25日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

加藤 恭子

加藤 恭子

IT記者を経て、ナスダック上場IT企業のマーケティング・PRマネジャーを歴任。
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
kyoko
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ