きょこ コーリング:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) きょこ コーリング

広報・マーケティングを中心に、ソーシャルメディアそしてアプリなど、マーケッターの関心事を綴ります♪

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2005年10月6日の投稿

2005年10月17日 »

新人マーケを狙う商売その2。その2は、エグゼクティブセミナーです。

これは、例えば、CRMベンダーであれば、以下の電話がかかってきます。

(CRM以外にも、いろいろなネタで何度も開催しています)

「今度、○○ホテルにて、XX先生や△△企業を招いて、CRMの重要性を説明するセミナーを開催いたします。本セミナーのスポンサーになりませんか?弊社はエグゼクティブ向けにセミナーを企画・実施している外資系企業です。スポンサーには2通りあり、実際に御社の製品をアピールする講演を行っていただいてもよいですし、もしくは、スポンサーとして御社のロゴを会場内に掲示させていただき、後ほどご参加いただいた方でパーミッションのとれた方(つまり、個人情報をスポンサーに渡すことに同意した参加者たち)のリストをお渡しします」

(注:○○には有名なホテル名が、XXには大学教授名が、△△にはメジャーな企業名が入ります)

このセミナー会社の名前は、一般的ではなく、サウンド的には、某南の島の有名なショッピングセンターのところにある、高級デパートの名前とちょっと似ています。

実は、このようなセミナーのスポンサーのお誘いは、いろいろな企業から多数あるのですが、マトモなものは、マトモな来場者のリストがあとでもらえて、

「わあ、もうすぐCRMの導入を考えている人がたくさんいる!早速営業できそうだ。このセミナーのスポンサーになってよかった。意思決定権のある参加者を多数低価格で集められるなんて、さすが、有名な○○(ここには、出版社や新聞社イベント会社の名前が入ります)だ」

という満足感が得られ、マーケティング担当者も、費用対効果を、鼻高々で上司に報告できたりします。(ただ、そうならない場合もあったりしますが)

実は、怪しげなセミナー会社のセミナーは、どうなるのか、本当の結末はわかりません。

というのも、あまりに胡散臭いので、この連絡があると断わってしまっているのです。

スポンサーとしての参加を断わると、それでは勉強のためにセミナーに来ないかと誘ってきます。その受講料の高いこと。

しかも何度も断わっても居留守を使っても、この勧誘電話はしつこく何度もかかってきます。外国人と日本人でテレマーケティングをやっているようです。

セミナーのターゲットはどう考えてもエンドユーザーとなりうる企業だと思うのですが、何故かCRMを手がけているベンダーに受講を呼びかけるのも特徴です。

結局のところ、雑誌などでの告知もみかけない、この高額なセミナーのスポンサーになると、一体どんなメリットがあるのか、本当のところはわかりません。

マーケティング担当者にとっては「導入を考えている人のリストが欲しい」という切実な願いがあるのですが、その願いを満たすものであるかどうかもわかりません。

ただ、私の友人たちの他社のIT系のベンダのマーケ担当者たちも口々に「あのしつこい電話には閉口する」と言っています。

推測の域を出ませんが、少数しか読んでいない月刊誌のように、少数しか参加しないセミナーなのかなと思ったりしていますが、どうなのでしょう?いくら有名なすごい先生が講演をしてくれたとしても、残念ながらマーケ担当者のメインの関心事は、どのくらい、自社の製品をご紹介できるような参加者がくるかということなのです。

いや、そんなことないよ、勧誘がしつこいだけで、マトモなイベントだよ、など、体験談などあれば是非教えていただきたいです。真相を知りたいです。

きょこ

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プロフィール

加藤 恭子

加藤 恭子

IT記者を経て、ナスダック上場IT企業のマーケティング・PRマネジャーを歴任。
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。

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