きょこ コーリング:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) きょこ コーリング

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2005年9月12日の投稿

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私はIT系企業のマーケティング担当者であるわけなのですが、外資の場合、急にリストラということがあります。日本企業の人に言うと

「悪いこともしてないのに、リストラなんてあり得ない。なんかやったんでしょ?」

といわれますが、そういうわけではありません。

マーケティングのリストラの場合は、本社の業績が悪化し、マーケティング予算がカットされ、

「使うお金がないから戦略を立てる人も不要」

ということで、いきなり解雇されるケースが結構あります。

また、他の部門であっても、以下の理由での解雇、リストラ、または自主退社せざるを得ない状況をよく聞きます。

  • 社内でもっとも売上が低い営業の下位20%になってしまった(大型案件を抱えており、今期にクローズする予定のものが来期に延びただけでこのようなことになることがあります)
  • 日本法人の社長が別の人に変わったら、その人が前の会社から部下を連れてきて、自分のポジションがなくなった
  • いきなり営業部長に抜擢されたと思って3ヵ月後「結果が出ないのでやめてもらおう」といわれた。
  • 取り扱っていた製品がEOL(ディスコン)になり、部署がなくなったので辞めざるを得なくなった
  • 会社が他社と合併したら、そっち側にすでに担当者がおり、自分が辞めることになった(日本法人がある企業同士の合併ではこれも頻繁に起こります)

などなど。

私も数年前にリストラに遭ったことがあります。

まさか自分がそんな目に遭うとは思っておらず、気が動転して、事前調査があまいままで、決まった会社に飛び込んでしまい、結局のところ入った会社を1年以内で自分から退職してしまいました。後でよくよく調べてみると、自分の特性とはまったく合わない会社であることが判明しましたが、後の祭りでした。

そうです、焦って転職するとろくなことがないということを身をもって思い知りました(苦笑)

これを読んでいただいているのも何かの縁ですから、皆様にはこのようなことになって欲しくないです。

そこで、特に外資系のIT企業の社員の方は、転職するつもりがなくても、小規模の人材紹介会社の方と普段からコミュニケーションをとっておくことや、自分のやり遂げたことのリスト(職務経歴書を書くときに役立ちます)、そして会社を変わるときに自分が絶対に譲れない条件(給料でも、ポジションでも何でも良いです。ここで妥協すると後で辛くなるポイントというものがそれぞれあるはずです)についてをまとめておくことをお勧めします。

なぜ、小規模な人材紹介会社なのかというと、大手の場合、すぐに転職する人を対象としているからです。小規模な紹介会社はたいていは、情報交換や、個人のコミュニケーションを重視していますので、「いますぐは転職しないのですが、一度おめにかかって御社に登録したい」といえばたいていは大丈夫です。会ってアドバイスをもらうことができます。一度会っておけば、その後の紹介もスムーズです(リストラ後にこれを一度にやろうとするとかなり大変です)

「小規模な人材紹介会社を知らないよー」という場合は、是非同僚や先輩などにさりげなく聞いてみてください。私もそのようにして、いくつかの信頼できそうな人材紹介会社を見つけました。信頼できるところもあれば、胡散臭い会社も残念ながらあるので、吟味されることをお勧めします。

会社に在籍しながらの転職活動の場合、転職者は優位に立つことができます。

しかしながら、辞めた後の転職活動では、どうしても転職者の立場は弱くなりがちです。

もしも、リストラされても、強く元気に、信念を持ってがんばっていきたいものです。

きょこ

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プロフィール

加藤 恭子

加藤 恭子

IT記者を経て、ナスダック上場IT企業のマーケティング・PRマネジャーを歴任。
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。

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