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2010年6月28日 » |
「日本の音楽SNS、参加ユーザーはわずか1.7%という悲惨な現状」というちょっと面白い調査結果を見た。
実際に以前我々が日本のソーシャルメディアを整理した際(関連記事:「2009年の予想(1)~ブログ|コミュニティビジネス|ソーシャルメディア」および「ソーシャルメディアの俯瞰図(Social Media Conversation Prism)がバージョンアップ」)にも日本のソーシャルメディアには音楽関係が少ないという指摘をしたが、それを裏付けるようなデータだ。
では日本人はネット上での音楽を通じたコミュニケーションや活動に興味がないのだろうか?そんなことは無いと思うのだ。実は今の日本の場合は、音楽SNSではなくニコニコ動画がその受け皿になっていると思っている。音楽分野の特に創作系と演奏系についてはニコニコ動画の盛り上がりは凄まじく、広範囲に認知され地位も固まりつつありそうだ。
これは「ニコニコ動画に隠れた、生の芸術「ジャガボンゴ」の魅力を探る」をはじめとしたASCII.jpの記事や、マイコミジャーナルでの山田井ユウキ氏による連載中の「【レポート】ニコニコ動画には凄いギタリストたちがいる! 驚異のテク動画に酔う」だとか「【レポート】ニコ動流の歌声コラボ! "歌ってみた"の魅力倍増動画「合唱シリーズ」とは?」といった記事を読むとよくわかる。
私の勝手な仮説だがカラオケの発祥国である日本ではもしかすると音楽を聴くだけでなく自ら歌う楽しみ方をする人が欧米よりも相対的に多くて、そういう素地もこうした盛り上がりに影響していると思っている。
しかしながら冒頭の調査結果に戻ると聴くのが好きな人がやっぱり5割強もいる。創作系と演奏系は制覇されたとしても視聴系に特化すれば、まだまだ日本でも音楽SNSのビジネスチャンスは残されていると考えることもできそうな気もする。
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