CloseBox and OpenPod:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) CloseBox and OpenPod

Mac、iPhone、iPod、VOCALOID、DTM、楽器、各種ガジェット、自転車、メディアなどの情報・雑感などなど

« 2008年9月7日

2008年9月8日の投稿

2008年9月9日 »

 きょう投稿したばかりなのにさっそく修正。というのも、Wikipanion(App Storeへのリンク)が1.2にバージョンアップされたせい。

 Wikipanionの新バージョンでは、なんと、多言語に対応してくれました。プライマリの検索言語と、それ以外に検索対象にしてくれる言語を設定できるため、たとえばメインを日本語にしておいて、英語版の検索も含める、ということが可能になったのです。これは本家のWikipediaより便利じゃあないですか!

 Default Searchの言語を日本語に、Enabled LanguagesをEnglish、中文をチェックしておくこともできるのです。

 そのほかにも、Current Pageのオン・オフ(デフォルトはオフ)、プライベートブラウジングのために、履歴とキャッシュを削除することができます。

 もうiWikは購入する必要ないです。

関連記事:
「iPhoneでWikipedia」の最新事情

koya

 GIZMODOMAKE: Blogに、ある英国人発明家と、彼が1979年に発明したデバイスの絵が掲載されていました。元記事はDaily Mail

 この記事によると、この英国人発明家ケイン・クレーマー氏は、1979年の時点で「iPodに似たもの」を発明しており、実際にその写真を見ると、非常に似ています。画面のサイズや上下左右のボタン、センターボタンのメニュー体系など、類似する部分が多い音楽再生装置でした。

 そのデバイスの名はIXI。3.5分(!)の音楽再生が可能だったのですが、取得した特許を更新するための金が集まらず、1988年には失効してしまったのです。

 Bustという企業がAppleに対して起こした特許訴訟で、この失効した特許の存在がクローズアップされ、Appleはクレーマー氏に証言を要請。Appleは裁判を優位に進めることができました。

 ところが、彼が得たのはiPodの現物と証言に要したコストくらい。そのiPodももらってから8カ月で壊れてしまったようで、自身では買えないほど困窮している様子。

 でも、彼はiPodよりすごい別の発明を考えているそうです。電話の内容を録音してメールするというものだとか。うーん、それが画期的なものかどうかはよくわかりませんが、今度はぜひ成功してもらいたいものです。

 2年ほど前に、「iPodを発明したのはジョン・レノンだった!」というネタ記事を紹介しました。これより10年遅い発明ですが、クレーマー氏のほうがずっと小さくて実用的っぽいですよね。

 ちなみにこのクレーマーという名前、ビートルズの楽曲「Like Dreamers Do」を使った同時代のバンド、ビリー・J・クレーマーと同じですが、ドリーマーなところといい、なんかのゆかりを感じさせてくれます。

koya

 以前、「英辞郎をiPhoneで使ってみる」というエントリーでWikipanionを紹介したときには、2本あるiPhone用Wikipedia閲覧アプリは日本語版に非対応でしたが、その後、状況が変わったので改めて書いておきます(コメントでお知らせいただいたmtokyoさん、ありがとうございます)。

英辞郎をiPhoneで使ってみる

●Wikipanion(App Storeへのリンク

 Robert Chin氏開発による無料アプリ。現在バージョン1.1。インストールすると、ホームにある「設定」画面に、アプリケーション設定項目が追加される。ここで言語を日本語に指定すると、日本語の項目を検索できる(中国語、ロシア語などにも対応)。

 ただし、英語などほかの言語とは排他的なので、両方を使おうとする場合にはいちいちホームに戻って再「設定」する必要がある。

 インクリメンタルサーチが可能で。1文字入力ごとに検索対象が絞り込まれる。

 目次、リンクのためのメニューが、画面下部に用意されている。

 フォントサイズの変更も「設定」画面で可能。


●iWik: Wikipedia for the iPhone(App Storeへのリンク

 Hampton Catlin氏開発による有償アプリ。価格は115円。Wikipanionと違って、「Random」ボタンがあり、これを押すと、ランダムに選び出した項目が表示される。

 フォントサイズの変更はアプリケーション内で可能。サンセリフ書体。

 現在は英語版のみ対応。ただし、英語版記事の中にある日本語文字列は検索・表示してくれる。インクリメンタルサーチはない。

 現在のバージョンは1.2で、1.3をAppleの認証待ち。ローカル言語サポートが行なわれる予定なので、日本版対応は次バージョンでということになりそう。

 本文内の項目は表示・非表示のためのボタンが設置されており、それで項目ごとの全文表示をトグルできる。長い説明文の場合には便利。

●両方インストール

 Wikipanionが日本語と英語が排他なので、両方を使いたい場合には、Wikipanionを日本語に、iWikを英語に、といった使い分けをしなければなりません。iWikが日本語対応になれば、その逆が可能だと思いますが。

 できたら無料のWikipanionが、両方を透過的に使えるようにしてくれるといいのですけどね。

追記:記事を投稿してから5時間もたってないのにWikipanionがバージョンアップしてくれました。もうiWikは不要といっていいでしょう。
【訂正】「iPhoneでWikipedia」は、もうWikipanionで決まり

koya

« 2008年9月7日

2008年9月8日の投稿

2008年9月9日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年2月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    
closebox
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ