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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

« 2007年3月7日

2007年3月8日の投稿

2007年3月9日 »

ホントに1年があっという間に過ぎていきますね。毎日を大事に、そして体も大事に!こまめな運動習慣でメンタルも盛り上げていこう!!

・・・あっという間に3月中旬へ。

仕事における年間のターゲットも、そろそろ第一四半期の締めを意識しなければならなくなりました。

一般的に3月末決算の企業はまだまだ多いですから、1月年初の弊社においても、4月に向けて、各顧客企業が新しい「期」に入るこの時期は、彼らの来年度にどれだけ弊社が仕事をいただけるかを決める大事なタイミング。

大抵の企業は2月に予算を作り、3月に承認を取得して4月(=来期)を迎えます。

そう、弊社も2月に予算の刷り込みを行い、来期にやらせていただきたいと思っている案件の概要と予算感を説明しておき、お客様内での予算承認プロセスに、弊社向け予算も盛り込んでいただくのですが・・・

希望通りにうまくいくわけがない。

なかなか胃が痛い時期です・・・

えーと、ITメディアさんに2冊の本をいただきました。

纏めて書評するとなんか手抜きみたいなんで恐縮ではあるのですが^^;・・・とにかく、基本ポジティブ志向じゃないとやってられないです、この業界、この営業仕事。

「運命を変える思考の力」

http://shop.sbcr.jp/bm_detail.asp?sku=4797329211

少々哲学的にいろいろ解説されていて、正直この本の良し悪しを具体的詳細に評価するような構成じゃなかったのですが(著者さんスイマセン)、

通して読んでみると、(もしかしたら電車で移動中に読んでいたからかもしれませんが)物事前向きに考えていかないと成功するはずがないという統一されたメッセージが凛として核にありまして。

相対的に、

弱い・貧しい・うまくいかない・運がない、・・・とか嘆いていないで、

強くあろう・継続して努力すれば絶対的な幸福感に浸れる・信じて進めば必ず最後は満足できる・常に前向きであれば運命は向こうからやってくる、・・・みたいな悟りがこんこんと活字で頭の中に入ってくる。

電車の中。

「今日はこれとこれとこれをやらなきゃ」「こういう事態になったらそのときはあーしてこーして」「あれ、まずいなー、どうにか回避できないかな、神風吹かないかなー」

いろいろ考え事しますが、いい加減気も滅入ってきます。

この本読んでたとき、そんな感情の中、

「精一杯やれば結果がちゃんとついてくるさ。仮に失敗してもここまでやったら悔いもない!」

と、(ま、根拠もないのですが)

「おーっしゃ、やったるぞー」

と、前向きな気持ちで最寄り駅で降りれたのでした。

ただ、これだけだと具体性には乏しく、頭の中に「困った・迷ったときの考え方」は記憶に残りづらくて・・・

最近、実は体力不足から思考をフル回転させていると自分の想定以上に速く疲労感が訪れるのに、個人的に悩んでいました。

で、次にこの本、もともとは営業・マーケの話術についていろいろ解説してあったので、続けて一通り読んでいたときに、まずとても印象的なキーワードに出会い。

30分ウォーキング」

「できる人だけが知っている 成功する「話し方」 7つの黄金律」

http://shop.sbcr.jp/bm_detail.asp?sku=4797336366

30分連続で運動すると(つまり本当はウォーキングじゃなくてもいいんですけど)、体内にドーパミン等の良性ホルモンがいっぱい出てきて、非常に気持ちが良くなると。

おおっ!やってみよう。

普段以上に余裕もって移動中だったので、2駅前で降りて歩いてみました。

確かに、

疲れるなあ、おい・・・・

討議前にこりゃぁくたびれちゃうよ。

ゼーゼー・・・

あー、やっと着いた。

でも、・・・おっ!確かになんかすがすがしい気分で。

気分がすかーっと気持ちいいだけで、こんなに会議進行もスムースに誘導できるなんて!?

うーん、こりゃあ本のとおりかも。

すっかり信用して、話術のノウハウの方を再度読み返し。

これら1つ1つは、正直「あー、そうです。基本です、ハイ」的な営業話術の基本が順番に解説されているのですが、この「気分」で読んでいると、素直に自分の普段の行動を反省できましたね。

特に、

ついついカッコつけたくなるけど、やっぱりビジネスは丁寧に丁重に。

いやいや、おっしゃるとおりで。

(注:こういう言葉が書いてあるのではなく、個々のテクニック解説に横串的にこのメッセージが意識されているのです)

・・・たまたまの結果論ではありますが、こういった抽象・精神論と、具体的・基本テクニック指南本の組み合わせで読んでいくと、なかなか良い効果が得られたじゃあないかと、妙に納得したのでした。

抽象論と、個別具体論、どちらかのみで展開すると、多数での協議の場合いろいろオーディエンスの思いや姿勢も異なったりするから苦労することが不肖も過去多々ありましたが、組み合わせてみると、うまくコーディネーションできることが多くなるかもですよ!

TORAPAPA

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北添 裕己

北添 裕己

アクセンチュア、ヘッドストロングを経て現在、キタゾエアンドカンパニーで金融機関主体の経営・ITコンサルに従事、特にプロマネ領域にカリスマ的手腕を発揮

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