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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

[メモ] スペイン勢が落札したポーランドの高速鉄道

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高速鉄道の官民連携(PPP)案件は世界各国で進んでいるようです。4月中旬の記事ですが、スペインのコンソーシアムがポーランドの高速鉄道を受注したというニュースがありました。

Spanish consortium wins Polish high-speed rail bid: operator

記事によると、ポーランドでは社会主義時代にも、社会主義が終わってからも、鉄道への投資がほとんど行われなかったとのことで、EU(2004年加盟)諸国のなかでも、もっとも鉄道システムが貧弱な状態に置かれています。(ひなびた路線を愛する鉄道ファンにはたまらないかも知れませんね。)鉄路の状態が悪いため、列車は遅いスピードで走らざるを得ないとのこと。この問題を高速鉄道の新設によって解消します。

計画では、Warsaw(ワルシャワ)、Lodz(ウッチ)、Poznan(ポズナン)、Wroclaw(ヴロツワフ)を結ぶ計450kmの路線が作られます。総事業費91億7,000万ドルで2020年の開業を目指します。

この競争入札案件を落札したのがスペインのエンジニアリング大手Ingenieria IDOMです。

スペインは高速鉄道に積極的で、営業キロ数では日本に次ぐぐらいの位置にあったはずです。エンジニアリング会社も国外での案件受注に向けて活発に動いているものと思われます。

Comment(2)

コメント

Ryusuke

いつも記事から勉強させていただいております。
ポーランドにとって$9.17billionの投資はかなりアンビシャスだと思うのですが、
かなりの部分をスペインのようにEUの結束基金から支援されるのでしょうか?
今後も勉強させていただきます。

質問ありがとうございます。
確かに大きなお金ですが、Public Private Partnershipのコンセッション方式らしく、資金調達は民間側の仕事になると思われます。
民間側では、自分たちが構築する事業モデルから生まれるキャッシュフローから返済するプロジェクトファイナンスを組むようです。
関連の別な報道などを少し見てみます。

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