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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

[気になる過去記事] 注目を集めるインフラ輸出の最新動向

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NTTデータが運営している「エコロジーエクスプレス」による昨年12月24日付の記事で、インフラ輸出関連の日本企業の動き、特に水関連についてまとめられていました。

注目を集めるインフラ輸出の最新動向

一方で、商社による買収等の方法を通じた水事業への参入は、我が国のインフラ輸出につながらないとの指摘もある。すなわち、買収して水事業そのものを展開しても、国内企業の技術を利用するとは限らないのだ。むしろ、高品質であるがコストの高い我が国の技術は、そこそこの品質で低コストを求める現地ニーズに必ずしも合致しないとの声もあるほどである。

同様の指摘が各所で見られますね。日本の商社が中東などで独立系発電事業ないし独立系造水発電事業を受注した場合にも、設置される機器が日本製である場合は少ないようです。競争入札に勝つには、現地が求めるサービス品質を実現する機器で、かつ、価格性能比に優れるものを調達する必要があるでしょうから、結果的に日本製の機器が選定されないということが起こります。この部分、日本のメーカーが世界各国の現場でどの程度の品質が求められているかを身をもって学習していかないと、ギャップが埋まらないのではないかと思います。日本のインフラ輸出の拡大を図っていく際に、手当する必要がある重要なポイントです。

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