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NTN(非地上系ネットワーク)の整備

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総務省は2023年1月24日、「5Gビジネスデザインワーキンググループ(第1回)」を開催しました。

本ワーキンググループ(WG)は、「デジタル変革時代の電波政策懇談会」の下に設置されるWGとして、今後の5Gへの割当ての中心となるミリ波等の高い周波数帯を活用した5Gビジネスを拡大していくための方策等(5Gビジネスデザイン)について検討を行っています。

また、それに資する新たな割当方式としての「条件付きオークション」の制度設計についても検討を行い、本懇談会に報告することを目的として開催しています。

本グループでは、次の事項に関する専門的検討を行います。

(1) ミリ波等の高い周波数帯を活用した5Gビジネスの将来像
(2) 5Gビジネスを拡大していくための方策等(5Gビジネスデザイン)
(3) 周波数帯の特性に応じた割当方式の制度化に向けた検討
(4) その他

第1回では、5Gビジネスの現状(インフラ整備/端末・機器/ユースケース)、周波数帯の特性に応じた割当方式の制度化、今後の検討の進め方です。

個人的に注目しているのが、NTN(非地上系ネットワーク)の整備 です。

携帯電話事業者等においては、安全・信頼性の確保やBeyond 5Gに向けて、衛星・HAPSによるNTN(非地上系ネットワーク)の整備に向けた検討が行われており、また、必要な研究開発等も行われています。

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出典:5Gビジネスデザインワーキンググループ(第1回) 2023.1.24

主な衛星コンステレーションの動向は以下のとおりです、KDDIやソフトバンク等が提携や出資などをすすめています。

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出典:5Gビジネスデザインワーキンググループ(第1回) 2023.1.24

HAPS(High-Altitude Platform Station, 高高度プラットフォーム)の開発事例

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出典:5Gビジネスデザインワーキンググループ(第1回) 2023.1.24

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