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ユースケースによる NFT の分類と取引高比率

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デジタル庁は2022年12月27日、「Web3.0研究会報告書」を公表しました。

今回は、この中から、日本におけるデジタル資産・分散台帳技術の活用、事業環境整備に係る調査研究 最終報告書からユースケースによる NFT の分類と取引高比率についてとりあげたいと思います。

NFT のユースケースを、大別して「アート」「コレクティブル」「アイテム」「証明書」の 4つに分類しています。

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出典:デジタル庁 日本におけるデジタル資産・分散台帳技術の活用、事業環境整備に係る調査研究 最終報告書 2022.12

上記 4 分類において取引高等の統計値の時系列推移により実態把握を試みたたところ、以下に見られるように、NFT のユースケースは、ウォレット数・販売個数ではアイテムが 2021 年で約 7 割、2022 Q2 で約 3 割と最も大きな割合を占め、取引高の面ではコレクティブルが約 5-7 割で推移しています。

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出典:デジタル庁 日本におけるデジタル資産・分散台帳技術の活用、事業環境整備に係る調査研究 最終報告書 2022.12

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