2021年は「ワークライフ・インテグレーション」、「働きがい」改革を
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、ワークスタイル、ライフスタイルにおいて大きな変化のある年でした。
仕事では、昨年、勤続25周年を迎え、一つの区切りもつきました。
2021年働き方を少し考えていきたいと思います。
「ワークライフバランス」から「ワークライフ・インテグレーション」へ
2021年、自分自身のワークスタイル、働き方を大きく変えてく年になり、それをこれからのノーマルとして常態化していくことがポイントになると考えています。
重要なキーワードとして、「ワークライフ・インテグレーション」です。これまでは、「ワークライフバランス」でメリハリをつけることが重要でしたが、テレワークの利用が通常になり、職住融合が進めば、ワークとライフをいい意味で融合していくことが重要になると考えています。
仕事の仕方も、メンバーシップ型からジョブ型雇用へのシフトが進む年になるでしょう。
働き方は自分自身が選択できるようになりますが、よりアウトプットと成果が求められる時代になっていくと考えています。
「働き方」改革から「働きがい」改革へ
2020年はテレワークの利用が進むことで、「働き方」改革が注目されました。フレックスなど、柔軟な勤務体系も進み、成果は求めるようになるものの、より自分が実現したい働き方を選択できるようにもなってきたと感じています。
2021年は、個人個人が「働きがい」をより意識する時代になっていく時代になるのではと考えています。
私自身も「働きがい」を意識して取り組んでいきたいと考えています。
ポートフォリオワーカーに
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、これまで成長分野や安定していると思われた業務が、大きく落ち込んだりしました。一つの業務や会社に依存する働き方では、大きなリスクとなっています。
金融資産のように、自分自身の仕事のポートフォリオをさらに、考え行動していく年になるでしょう。
企業に勤める社員でも、より自分自身の仕事のポートフォリオを考え、通勤時間などで浮いた時間を有効活用していきたいと考えています。
人生100年時代、一つの節目に
人生100年時代、折返しを迎えます。時間の大切さを感じています。
公平に与えられた時間を、どう投資もしくは消費していくか、ということを意識するようにもなっています。
まだ、正解はみえていませんが、人生100年時代の「ワークライフ・インテグレーション」、「働きがい」改革を2021年は実践していきたいと考えています。