地方に住んで働き、東京でも働く
新型コロナウイルスの影響で、仕事もテレワークが中心となりました。
これまで、群馬から東京までの20年以上、新幹線通勤が中心となりましたが、2020年4月からは東京に行ったのは、2回ほどで、ほぼ群馬の自宅で仕事をしています。
新幹線通勤を続けて21年 。東京で働き、地方に住むという選択。 (2019/12/27)
仕事に関しては、仕事の集中度も高まり、オンライン会議も効率的で、チームメンバや社内外の関係者とも効率的なコミュニケーションのとり方もできるようになり、仕事の生産性も従来の働き方と比べて、高まっているという感覚を持っています。ストレスの負荷も軽くなったという印象です。
通勤時間は、これまで行き帰りで約3時間でしたので、この時間も有効活用できています。
自宅の仕事環境は、12畳の部屋を仕事用の個人の専用スペースとし、家族やペットの干渉を受けることなく仕事に集中できています。
プライベートでは、朝、5時前後に起床し、3km程度の朝ジョギングをしてから、フレックスでおおむね7時くらいから仕事に入ります。仕事は、早いときは17時に終わり、夕方や夜の時間を有意義に過ごすことができています。この余った時間をどう活用していくかは、これから自分にとっての大きなテーマと考えています。自分自身も会社に副業申請をしていますが、副業(複業)・兼業といったことが当たり前の時代となるでしょう。
プライベートの健康面では、体重も数キロ程度減り、健康的な生活を送ることができています。あらためて、健康について考えることも多くなってきました。
東京で働くメリットも、もちろんたくさんあると考えています。すべて地方で働くことではなく、自分にとってイベントがあるときは、東京に行くということにしています。東京には、人×モノ×テクノロジーなど、さまざまな刺激があり、東京ならではの集積のメリットもあります。これらのメリットを享受しつつ、感染リスクを最小限に押さえて、ビジネスや生活をしていくということが大切だと考えています。
この数カ月間、仕事や生活面で感じていることは、
地方に住んで働き、東京でも働く
ということです。
ベースの拠点は地方で住んで働きながら、必要なときに、東京まで足を運び、業務で成果を出すとともに、多くのことを吸収してきたいと考えています。
こういったテレワークを前提とした業務が中心となると、ミッションの構造化や明確化、業務管理の効率化、評価体型の透明化といったことが進んでいくことになるでしょう。日立製作所や富士通が発表しているように、ジョブ型雇用というのも増えていくと考えています。
オンラインを前提とした仕事が進むことで、業務ができる人とそうでない人がかなり明確に見えてくるのではと考えています。オンラインを前提とした前向きなチームづくりをどうしていくか、といったことも重要になっていくでしょう。
経済産業省の資料でも紹介されていましたが、「居住・職務空間の再構築」といったことが重要となっています。オンラインも含めた職務の空間、居住空間をオフラインとオンラインを融合させていきながら、どう創っていくのか、引き続きいろいろと考えて、行動していきたいと考えています。