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選択する未来2.0 ~この数年の取組みが未来を左右、今が選択の時

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内閣府は2020年7月8日、令和2年第10回経済財政諮問会議を開催し、 「選択する未来2.0」中間報告を行いました。その中から一部のポイントを紹介したいと思います。

コロナショックがもたらした意識・行動の変化と明らかになったことは、多様性を尊び、変化を取り入れることが重要となっています。

その前に「回避すべき未来」を紹介しましょう。

「回避すべき未来」

新規感染者数が減少する中でコロナショック前に戻る動きが様々なところで見られる。仮にこの機会を活かせず、この数年の取組が不十分なものにとどまる場合、どのような未来が待っているのか。危機意識を共有するため、あえてその姿を描けば、以下のような「現状維持も困難になる停滞経済」とも呼べる未来である。

○ 多様な能力が認められず、働き方も画一的で、新しい発想やイノベーションが生まれない社会
○ 男性中心の硬直的な働き方や社会構造が変わらず、所得が伸びずワークライフバランスも実現できない社会
○ 危機時の負担が女性や高齢者等の社会的に弱い立場の人に集中し、生活の質における格差も広がり、個人が幸せを感じられない社会
○ 企業が従来以上にリスクに慎重となり、雇用や投資を行わず、イノベーションも不活発、持続的な成長が実現できない社会

それに対して、「選択すべき未来」です。

選択すべき未来「新たな日常(ニューノーマル)」

多様性を尊び、変化を取り入れ、この数年に集中的な取組を行う。これにより、長年指摘されながら解決できなかった課題を解決するとともに、通常 10 年かかるであろう変革を、将来を先取りする形で一気に進める。これまでの画一的で横並び志向の硬直的な社会とは異なり、変化や失敗を許容できる柔軟性の高い経済社会を選択する。同時に、変化への対応が困難な人々には教育、再就職などの支援を提供する包摂的な社会とする。仕事の仕方やライフスタイルが変わり、多様性にこそ価値がある「新たな日常(ニューノーマル)」を目指していく

○ 創造力を持ちあわせた多様な人材が次々とイノベーションを起こせる、自由かつ柔軟性に富み、変化を取り入れ、失敗への許容力の高い社会
○ 個人が自由度の高い働き方や暮らしができ、ワークライフバランスを実現して豊かさを感じる社会
○ デジタル技術の活用により、高付加価値の財・サービスを創出するとともに、個人情報等が保護され、効率性、利便性、安心を皆が享受できる社会
○ 性別等に関わらず人への投資を行うとともに、十分な所得再分配機能、セーフティネットが提供される中で全ての人が能力を伸ばし発揮できる包摂的な社会
○ 地域社会やコミュニティ等において必要な人との交流やつながり、支え合いの価値を大切にする社会
○ 各国が国内に不安定さを抱え、閉鎖的な対応をとり、より国際協調が難しくなる中、新しいモノや人の流れの在り方が求められる世界において、自由で公正な貿易・投資の基盤を支え、そのメリットを享受する社会

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出所:第10回経済財政諮問会議 2020.7

「回避すべき未来」と「選択する未来」、未来はどんな社会になっていくでしょうか。

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