無人自動運転車の安全性評価の必要性と課題
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内閣府は2020年2月14日、
未来投資会議構造改革徹底推進会合
「デジタル技術の社会実装を踏まえた規制の精緻化」会合(第1回)
を開催しました。
この中から、国土交通省が示す無人自動運転車の安全性評価の必要性と課題についてとりあげたいと思います。
自動運転車では、交通事故の減少や渋滞の緩和・解消、交通弱者の移動手段の確保、移動時間の活用などの実現効果が期待されています。
これらの実現には、無人自動運転車の安全性評価が必要となっています。
従来の安全性評価は、道路交通法において、温麺免許制度により正しく認知、予測、判断、操作できることを担保にしていました。
その一方。無人自動運転の場合の安全評価では、「人」の運転と同等上の安全確保が必要となっています。この領域をどう扱っていくかが課題となっています。
出所:内閣府 2020.2
無人自動運転車の評価における課題では
これまで、人間が責任を担っていた「認知」「予測」「判断」「操作」を代行する無人自動運転車のセンサーやシステムについて適切な審査が必要となります。
また、人間ドライバーが、運転免許により認められている、「様々な道路、天候、交通環境の中で安全に運転する能力」を、自動車の型式指定において車のシステムの性能として評価することも必要となっています。
出所:内閣府 2020.2
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