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物流分野における自動走行ロボットのユースケースと課題

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政府の未来投資会議は2019年3月12日、「産官協議会「次世代モビリティ」会合(第3回)」を開催し、観光や物流におけるモビリティサービスについて、議論・検討を行っています。

今回は、物流分野における自動走行ロボットのユースケースと課題について取り上げたいと思います。

海外においては、ラストワンマイル配送の代替補助手段として、自動走行ロボットによる配送が検討・社会実装され始めています。ECの発達や人手不足を背景として、省力化の実現が急務である日本の物流業界においても自動走行ロボットへのニーズは強くなっています。

自動走行ロボットは主に2種類に分類され、カメラ画像やGPS情報等を基に周辺状況を認識し、自律的に目的地等へ移動する「自律走行型」と、追従すべき対象(人)をセンサーで認識し、先導して動く対象を追従する「自動追従型」があり、さまざまなシーンでの活用が期待されるとしています。

自律走行型ロボットは人の代替として、自動追従型ロボットは作業の補助として省力化等を実現。また、物流分野のみならず、セキュリティ分野、清掃分野、農業分野などへの活用の可能性があるとしています。

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出所:産官協議会「次世代モビリティ」会合(第3回) 2019.3.12

自動走行ロボットの活用に向けては、法規制の課題、社会実装に向けた課題など、課題も山積しています。

本協議会では、自動走行ロボットの日本における社会実装に向けて、歩行者の安全確保等の課題解決策の検討を進めるとともに、公道実証実験を可能にするためのガイドラインの作成等を行い、実証で安全性の確認等を行った上で、将来的には自動走行ロボットの法令上の位置づけを検討していくべきではないか。という方向感を示しています。

スクリーンショット 2019-03-25 19.30.33.png

出所:産官協議会「次世代モビリティ」会合(第3回) 2019.3.12

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