AI人材育成の加速の必要性と具体的取組について
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NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)は2017年1月16日、「人工知能技術戦略会議(第4回)」を開催し、人工知能の研究開発目標と産業化のロードマップの検討状況(中間まとめ案)を公表し、その中で、AI人材育成の加速の必要性と具体的取組についても情報を掲載しています。
日本のAIの研究開発と社会実装の遅れが指摘される中、そうした指摘と併せて、AI人材の大幅な不足についても各所で問題提起されています。『先端IT人材』は2020年に約4.8万人不足見込みとしています。
政府においては、人工知能技術戦略会議体系下に設置された「人材育成TF」や、ボリュームゾーンを主な検討対象とした「第4次産業革命 人材育成推進会議」など、様々な場で、人材育成の必要性について議論が重ねられており、人工知能技術戦略会議では、特にAIのトップレベル人材の育成に焦点化して検討しているとしています。
出所:人工知能技術戦略会議(第4回) 2017.1.16
AI人材育成に向けた具体的取組については、AIの研究開発と社会実装の観点での人材育成の議論は、短期(即戦力育成)/中期(学校教育・職業訓練等)/長期(学問としての在り方)の3フェーズで整理できるとし、研究開発目標と産業化ロードマップの実現に向けては、まずは短期的な即戦力育成のための取組を、産学官の強力な連携により進めていくことが必要としています。
出所:人工知能技術戦略会議(第4回) 2017.1.16
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