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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

クラウドインテグレーターへの依頼

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企業ユーザーがシステム導入時にクラウドの導入が加速する中、IT業界では、SI(システムインテグレーション)から、CI(クラウドインテグレーション)へシフトする動きが進んでいます。

IT業界では、SIにより個別に合意した仕様要件にもとづいて、企業向けのシステムを受託開発・構築することで収益を獲得しています。収益構造は、システムの受託開発や構築、運用保守費用などの工数を対価として受け取り、収益を獲得するのが一般的となっています。企業ユーザーから受託を受けた元請けベンダーは下請けベンダーや孫請けベンダーに発注するという、多重下請け構造をとることが多くあります。

こうした中、クラウドによるサービス型ビジネスの普及により、開発や構築時に多くの収益をあげる従来の製造型のSIビジネスから、サービスの価値を対価とした定額課金や利用分に応じた従量課金とったように、長期継続的な収益を確保するサービス型の収益構造にシフトしてきています。

中長期的にはクラウドサービスの普及に伴い、SI案件が減少していくことが予想されます。この結果、中堅中小SI事業者は下請け案件数の減少や構築単価の減少傾向に見舞われ、システム構築運用案件そのものの減少が進むと予想されます。

こういった背景の中、SI事業者の事業展開の選択肢の一つとなっているのが、大手のクラウド事業者と連携して、大手クラウド事業者のクラウドサービスを基盤にユーザー企業に向けてシステム構築・運用を手がけるクラウドインテグレーターという選択肢です。

クラウドインテグレーターは、企業ユーザー利用用途や要求に応じて、コンサルティングから、異なるクラウドサービスやソリューションを組み合わせ、ユーザー企業のシステム構築から運用までのサポートを支援する役割を担っています。

ユーザー企業は、クラウドの導入の検討にあたって、クラウドインテグレーターに依頼をするという選択肢もあるでしょう。

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