クラウドビジネスの行方を占うクラウドコミュニティの存在感
先週の1週間、
12/5(月):ニッポンクラウドワーキンググループ 第二回会合
12/6(火):クラウドビジネスアライアンス CBAクラウドクリスマス
12/7(水):雲屋 クラウドセミナー
12/9(金):Open Cloud Conference in Sapporo
など、幸いにも非公開のも含めて、多くのクラウド関連の会合に参加をさせていただきました。この1週間だけで、100名近くのクラウド関係者といろんな視点で情報交換をさせていただきました。
2011年11月7日のITmediaエンタープライズの記事でご紹介をさせていただきましたが、「クラウドが創造する新たな日本」という記事の中で、「東北SaaS・クラウド震災復興支援フォーラム」、「ニッポンクラウドワーキンググループ」、「クラウドビジネスアライアンス」、「クラウド利用促進機構」など、様々な団体の活動がこれまで以上に活動が活発化してきています。
ここ最近で大きく変化を感じているのは、クラウド業界における人と人とのつながりが強くなってきているという点です。規模の経済や共通のプラットフォームが必要とされる世界においては、競合他社であっても、相互につながりをつくりながら、業界そのものを盛り上げていく営みが重要になってきています。
クラウドの業界において、ベンダーロックインを懸念するユーザが増えてきているのも現実かと思います。オープンクラウドの潮流が台頭しているのも、ベンダーロックインを回避し、よりサービスの選択肢を増やすための技術的なやサービス連携も視野にいれた動きが活発化しており、コミュニティなどによる人的つながりがその後押しをしているといえるでしょう。
クラウドコミュニティの活動の質と量、そして、コミュニティにおける各企業のポジショニングが、今後のクラウドビジネスの行方を大きく左右するのかもしれません。
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※担当キュレーター「わんとぴ」
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