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マインド志向の時代に生きるビジネスパーソンの6つの心得

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堀内浩二さんの著書「リストのチカラ」には時々目を通すようにしています。

 『「マインドの時代」に生きる社会人の心得』が自分に響くものがありましたので、少し整理をしていみたいと思います。本書では、これからの社会人が大事にすべきと思うことが、まとめられています。

1.仕事の成果を、”Productivity”だけでなく”Creativity”で測る
「どれだけでたくさんの仕事をしたか」ではなく、「どれだけの価値をもたらしたか」で仕事の成果を測る。「自分ならでは」の仕事をする。

2.仕事の目標を、”Profitability”だけでなく”Sustainability”で捉える
短期的には利益を得られる事業であっても、長期的に持続できないならば参加するべきでない。家族、社会、自然、次の世代の損失をもたらす事業は、継続性がない。

3.仕事の能力は、”Skill”だけでなく”Mind”を磨く
「意味」や「物語」や「こだわり」が価値を生む時代には、個人が仕事に望むマインドこそが競争力の源泉である。スキルだけでは十分ではない。

4.仕事のポートフォリオを作る
有償/無償、職業/家庭、本業/研究など、自分なりに仕事のポートフォリオを設計する。うまくいけば、それぞれの仕事の好循環が生まれる。

5.社会に果たしたい、自分のミッションをミッションを持つ
仕事のポートフォリオを貫くのは、自分なりのテーマ。所属している組織の理念とは別に、「社会に果たしたい、個人的なミッション」を持つ。

6.態度を選ぶ。そのための勇気を持つ。
短期的には心地がよいが、長期的には今動いたほうがいい。そうわかっているときに動くのが、本当のハードワーク。見えているリスクをあえて取る勇気を持つ。

仕事の成果は、量より質が重要であり、自分の強みを活かした仕事をし、無駄なことは極力せず、どれだけ事業に価値をもたらしたのかが大きな尺度になると考えられます。仕事を長くしていると、一見、仕事をしっかりしているように見えるのですが、貢献度という尺度で捉えていくが重要となってきていると考えられます。

仕事の目標は、半期ごとの業績評価など、短期的な成果を評価するのが一般的ですが、長期的に持続できると思われる事業に参加し、企業が持続的に繁栄する土台を常につくっていくことが重要となると考えられます。また、短距離走の選手だけでなく、長距離走の選手も同様に評価する仕組みが自給力のある企業にしていくのかもしれません。

仕事の能力は、個々のスキルがやはり重要ですが、むしろ、仕事にマインド、つまり高いモチベーションをもって取り組む環境をつくることが、競争力の源泉であり、仕事環境のよいサイクルを生み出すことになるでしょう。個々のスキルは、時代とともに陳腐化していくことになります。いかに、古いスキルを捨てる気持ちをもって、前に進んでいくかが大きなポイントとなるかもしれません。

仕事のポートフォリオも、単位的なことと中長期的なことを踏まえ、自分なりの仕事のポートフォリオをつくり、金融資産のようにしっかりと運用していくという感覚が必要なのかもしれません。

社会への貢献という意識も重要だと考え、自分なりにも目的意識をもって、情報発信や行動において意識しています。とかく、社内での業務や集まりが中心となってしまいますが、社会全体を俯瞰し、取り組んでいくことが、今の日本には必要となっていると感じています。

態度を明確にするというのも重要です。仕事においては、与えられたミッションがありますが、その中でリスクをとって、行動していく勇気が大切なのかもしれません。

ざっと、自分なりに、意見を述べさせていただきましたが、自分なりの思いを持ち、社会人としてビジネスパーソンとして行この6つの心得は、よく頭にいれて行動していきたいと考えています。

 

※担当キュレーター「わんとぴ

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