手段としてのソーシャルメディア
ソーシャルメディアに関する記事や書籍、そしてイベントなども増え、ソーシャルメディアに対する注目度は高くなってきています。
私自身、ツイッター、そしてフェイスブックをかなりの頻度で使っています。わんとぴも「クラウド」や「情報通信政策」や「スマートシティ」など目的別にツイッターアカウントも持っています。ソーシャルメディアを活用して受けた恩恵も多く、かなりのヘビーユーザーなのかもしれません。ソーシャルメディアからのつながりや、発展は今後も大きな可能性を持っていると考えています。
一方で、ソーシャルメディアそのものが目的化するイベントや書籍も増えてきました。ソーシャルメディアそのものの枠組みだけでは、目的や対象が曖昧になってしまい、ブームに左右されるイベントに終始し、発展や長続きしないのではないかという懸念ももっています。
10年以上も前になりますが、電子メールが登場したころは、電子メールのビジネス活用やメルマガのノウハウなど、イベントや書籍などを通じて、非常に注目を浴びた時期がありました。もちろん、今でも電子メールは、(使い勝手はさておき)名刺に必ず書かれているように、最も重要なITによるコミュニケーションツールと考えています。現時点の多くのビジネスにおいては、電子メールがないと成立しないといっても言ってもいいのではないのでしょうか。そう考えると、いずれは、電子メールと同様にソーシャルメディアも当たり前のように使われるようになり、その可能性などについて議論する機会は次第に減少していくのではないかと感じています。
自分自身が意識しているのは、手段としてのソーシャルメディアです。それぞれビジネスをや個人としての活動をしていく上で、ソーシャルメディアは欠かせないツールとなっています。これからソーシャルメディアがキャズムを超え、ブームの主役という存在から、ある目的を達成していく上でのコミュニケーション手段の一つという位置づけに徐々にシフトしていくのではないかと感じています。
今、それぞれがどういう目的や視点でソーシャルメディアと向かい合い活用していくのか、考えていく大切な時期にきているのかもしれません。
※「わんとぴ」キュレーター担当しています
@localict_1tp(地域活性化) @cloud_1topi(クラウド)@ebook_1topi(電子書籍)
@ict_1topi(情報通信政策)@mobile_1topi(モバイル)
@smartcity_1tp(スマートシティ) @smarttv_1topi(スマートテレビ)