震災後のICTの活用について
昨日、CS放送に出演させていただき、無事終了いたしました。関係者の皆様には感謝と御礼を申し上げます。
さて、震災後の復旧復興について様々な議論が進められているところですが、ICTの活用についても今後議論が本格的に進められていくことと考えています。昨日、お話をせていただいた中で、震災後の課題認識について、主にICTやクラウドの観点からの資料を一部ご紹介します。
地域コミュニティについて
●地域コミュニティの崩壊
・(ICTも活用した)地域再生への取組み
●災害情報や安否などの情報共有不足
・新聞、ラジオ、公共ソーシャルメディア等
企業について
●早期の事業復旧、事業継続
・サプライチェーン寸断の回避
公共サービスについて
●自治体などの公共システムダウン
・リソースの柔軟性、負荷分散など
●戸籍台帳等の住民データ消滅リスク
・データ保存の信頼性や安全性など
●医療サービスへの対応
・患者の病歴把握
・遠隔医療の需要増
●教育サービスへの対応
・心のケア、学力支援、校務の効率化など
インフラ(スマートグリッド、データセンター、通信など)
●脱原発の電力政策のあり方
・太陽光や風力発電などの活用
●コンパクトシティ、エコシティへの期待
・スマートシティ、スマートグリッド+クラウド等
●情報集積地としての空洞化
・データセンタ需要が西日本に
●通信インフラの遮断(携帯基地局/固定網)
・災害・停電に強いインフラ設計、無線・衛星網など
東北の復旧復興に向けてICTがどんなことで支援できるのか、重要なテーマとして自分自身も取り組んでいきたいと考えています。
※「わんとぴ」キュレーター担当しています
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