検索いろいろ(3) 対話型検索
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検索手法の一つに「対話型検索」があります。経済産業省の情報大航海プロジェクトの中で検証されているようです。通常、GoogleやYahoo等でキーワードを登録して検索をしますが、単なるキーワードだけでは、自分がほしい情報にたどり着けないというケースもあるでしょう。つまり、何度も検索を繰り返しながら、情報にたどり着くという営みも重要になってくると考えられます。今回は「対話型検索」を少し整理してみたいと思います。
対話型検索とは
ユーザがネットにアクセスし、質問を投げかけます。ユーザが単独では見つけられなかった希望やニーズを引き出し、大量のサービスやコンテンツの中から、マッチングする情報を導きだすという方法です。実際に沖電気がリクルートと共同で情報大航海プロジェクトの中で実施しており、「ラダリング型検索サービス(ラダサーチ)」と呼んでいます。
転職者向け職業紹介の実証実験を行っているようです。自分が求める転職先は、対話型で検索を重ねることによって、より理想の転職先を選ぶというアプローチです。
「対話型検索」は、対話を繰り返すことによりユーザの希望が明確化でき、提供者側と受信者側のギャップを埋める意味で有効かと思われます。
検索エンジンがコンシェルジュのように相談できるツールになることは、ある意味、理想の検索スタイルではないかと考えています。
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