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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

クラウドコンピューティングで企業のメールはどうなる?

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最近特に耳にするようになったキーワードが、「クラウドコンピューティング」です。

クラウドコンピューティングとは? @IT情報マネジメント用語事典から抜粋すると、

インターネット上にグローバルに拡散したコンピューティングリソースを使って、ユーザーに情報サービスやアプリケーションサービスを提供するという、コンピュータ構成・利用に関するコンセプトのこと。

インターネットやTCP/IPネットワークは、しばしばクラウド(cloud=雲)と表現される。ここから、インターネット上の“どこか”にあるハードウェアリソース、ソフトウェアリソース、データリソースをユーザーがその所在や内部構造を意識することなく利用できる環境、ないしその利用スタイルを「クラウドコンピューティング」という。

News Week(5.21)には、「ウェブ3.0三国志 買収決裂の巻 MSのヤフー買収撤回で過熱する次世代の競争クラウド・コンピューティングとは」という特集記事が組まれ、グーグル、ヤフー、そしてMS(マイクロソフト)などによるクラウドコンピューティングの覇権争いに関する興味深い内容が掲載されていました。 

 

また、「MS幹部が「クラウドコンピューティングへの移行」に言及(5.21)」の記事によると、5年後には、Exchangeのメールボックスのうち50%はExchange Onlineで提供されるようになっているとMS幹部は予測しています。つまり、5年間で数千万件の企業のメールアカウントがMSのデータセンターに移ることになるとしています。このモデルはMS社利益幅は縮小するが、収益は向上するとしています。

昨年10月、「Gmailは企業に普及していくのか?」という記事を2回に分けて書かせていただきました。普及にあたっての障壁はセキュリティがネックとなるという趣旨のものを書かせていただきました。MS等がクラウドコンピューティング市場に本気に参入すれば、セキュリティリスクへの対策と意識も改善されていくのかもしれません。

我々ビジネスパーソンにとって、電子メールはビジネスをしていく上で、必要不可欠なツールです。電子メールがあまりにも多すぎて、整理したり返信するのに多くの時間を費やしてしまうこともあるでしょう。またパソコンのローカルにメールの情報を置いている場合は、そのパソコンでしか閲覧できないため、外出先などから非常に不便を感じたこともあるでしょう。

つまり、我々にとって欠かすことのできない電子メールの内容をいつでもどこでもセキュリティを担保された中でアクセスし、検索などで整理しやすい状況にあることが望ましい環境と言えるでしょう。

ウェブベースのアプリケーションが進化していく中で、インターネットの初期段階から利用されてきた電子メールが、「クラウドコンピューティング」というキーワードを契機に、アーカイブのあり方、そして活用(連携)方法のあり方などが大きく変化し、進化していく時代に来ているのかもしれません。


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