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星野Jのような感動をソーシャルテレビで共有できるといい!!

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3日の星野ジャパンの北京五輪の予選を兼ねた台湾戦。アジア枠1の争いを制し、日本は北京切符を手にいれました。2日の韓国戦は特に熱戦でした。私も試合開始の午後7時から終了の11時30分前まで、ほぼテレビの前で熱い戦いを応援していました。

 
もともと私は愛知県出身で、小さい頃から中日ドラゴンズを応援していました。そのため韓国戦において、星野監督が中日選手を起用し、森野がタイムリーを放ち、井端が故障を抱えながら荒木を進塁させ、そして投手では川上が中継ぎで踏ん張り、岩瀬がピンチをしのぐというシーンは感動ものでした。中日選手だけでなく、日本の勝利のため必死にがんばっている姿は、星野監督が「選手のおかげ」と言われるように、まさに選手の気迫勝ちだったと思います。

 
また、視聴率もビデオリサーチから発表されました。平均視聴率が、関西地区で28・9%、関東は23・7%。そして、瞬間最高視聴率は、関西が43・5%、関東は、36・7%と非常に高い数値でした。

 
視聴者は、各選手が日本の勝利のためにがんばっている姿に少なからず心を打たれたのではないかと考えています。また、ネットを通じても、TwitterSNS等で得点をとったシーン等選手が一生懸命にがんばっている姿を共有し、応援をしていたのではないかと思います。

 
しかし、Web2.0等に代表されるようにネットがインタラクティブに共有できる時代において、やや違和感があるところが一つだけありました。それは、“テレビ視聴率”です。

 
先日、「ソーシャル・ユビキタス社会になれば世の中楽しい!?」というブログの中で、「ソーシャルテレビ」を画像つきで紹介させていただきました。 “視聴率”が高いのが人気番組の一つのバロメーターとなっていますが、パソコンや携帯のソーシャル化が進む中において、テレビも視聴率に変わるソーシャルな仕組みを考えていくことが必要になってくるのではないかと考えています。

 
ソーシャルテレビの仕組みは、リモコン操作をセンシングして、テレビ番組の視聴情報を取得して、他ユーザと今どんなテレビを見ているか等のプレゼンス情報をパソコンや携帯電話でリアルタイムに共有することができるというものです。

 
星野ジャパンの試合は、随所に感動するシーンがありました。そういったリアルタイムの感動シーンをテレビとパソコンそして携帯と連携しながら、感動をリアルタイムに共有することができれば、テレビももっともっとインタラクティブに楽しむことができるのではないかと感じています。

 
星野ジャパン、北京オリンピックでも是非がんばってほしいと思います。そのときはソーシャルテレビで星野ジャパンを応援し、感動を共有している人ももしかしたら見られるのかもしれません。

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