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北京五輪と国営仮想空間のリアルとバーチャルの空間連携

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来年夏に北京オリンピックがいよいよ開催されます。日本も北京五輪出場に向けてサッカーや野球そして柔道等北京五輪の切符獲得を目指しています。

 
五輪においては、IT企業が最新設備のシステムを構築し、世界から注目を浴びることが多いのですが、今回はどうでしょうか? 87日~9日の3日間、中国発のグローバル企業であるLenovo(レノボ)は、世界各国を報道関係者に声をかけ、プレスツアーを行い、大掛かりな技術支援の内容を案内しました。

 
中国政府の動きも活発です。オンラインゲーム「Entropia Universe」のメーカーであるスウェーデンMindArk530日、中国Cyber Recreation DevelopmentCRD)が計画中の仮想世界構築プロジェクトを「Second Life」のLinden Labを抑えて計画中の仮想世界構築プロジェクトを受注したと発表しました(関連記事)。

 
そして、この仮想空間は、中国政府の第11次5カ年計画(2006~10年)に建設方針が盛り込まれた北京五輪会場敷地内の商業・娯楽複合施設、「サイバー・リクリエーション街区(CRD)」と一体化した事業として2008年7月以降に本格始動するようです(関連記事)。

 
北京五輪が仮想空間とうまく連携し、仮想空間の中にもオリンピックの会場を設け、世界中の人々がオリンピックに参加しているという雰囲気を味わうことも十分考えられます。仮想空間とWiiスポーツみたいなものなんかが連携できて試合や競技等ができてもおもしろいかもしれません。

 

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