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Web2.0の統合ツールを企業内やマーケティングに活用すること

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今日は午前中にINEROP TOKYO 2007に参加してきました。私自身、時間があれば必ず参加するイベントのひとつです。今年から「Web2.0パビリオン」が設置されたので少し覗いてみました。

 このパビリオンではベンチャー企業が並ぶ中でNECさんがブースを出していたが少し驚きでした。ちょっとその商品コンセプトを一部紹介してみましょう。

 

企業内のWeb2.0統合ツールの活用

ブログ(six apart)、WikiSocialtext)そしてRSS(newsgator)をオープンソース中心のミドルウエア上にのせ、ユーザ認証やシングルサインオン等の共通基盤(ポータル画面)を用意します。そしてそのポータル画面から業務や情報の性質によって適したWeb2.0ツールを選択できるようにし、横断的に情報を検索できる仕組みにしています。まだまだインターフェイス的には改善する余地はあるとは思いますが、Web2.0ツールのそれぞれの良さを生かしつつ統合的に管理する仕組みは今後の企業内でWeb2.0を活用する際の一つの流れになるのではないかと考えています。

 

マーケティングにおけるWeb2.0統合ツールの活用(参考出展)

XOOPSでポータルサイトをつくり、情報の性質に応じてSNSOpen PNE)やosCommerceECサイト(※検討中)に誘導するという仕組みです。同様にミドルウエアと共通基盤をつくり、かつ顧客情報を連携させています。活用事例としては、テレビ局で放送番組を放送し、番組と連動した旅番組ポータルサイトの告知を行い、そして視聴者を旅番組から旅情報SNS、特産物ECへの誘導するという利用シーンを紹介しています。

 

まとめ

企業におけるSNSやブログなどの利用は、コミュニケーションを円滑にはしますが、企業の生産性向上に効果があるのかというのは、現時点では多くは未知数です。社内SNSやブログはそれぞれの良さはあり、その良さを生かしていくべきではあります。一方で生産性向上に寄与するためのWeb2.0の仕組みも当然考えていかなければなりません。また、マーケティングにおいても単純にブログやSNSで囲い込むだけでは十分ではなくなりました。そういった意味で企業向けやマーケティングにWeb2.0ツールを統合していく動きは、パッケージ商品や共通プラットフォーム化等様々な形態でより活発化していくのではないかと考えています。

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