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Second Life(セカンドライフ)の言葉のイメージから時代を読む

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Second Life(セカンドライフ)という言葉を聞くと皆さんどのようにイメージしますか? Yahooのトップページの「セカンドライフ」のカテゴリをクリックすると「第二の人生」に関するサイトにたどり着きます。

インターネットコム
goo リサーチ2007.6に実施したSecond Life=セカンドライフという言葉のイメージの調査を行ったところ、『「退職後の第二の人生」を選んだ回答者は76.50%(843人)にも上った。一方「インターネット上の仮想世界で、第二の人生をおくれるオンラインコミュニティ」を選んだのは21.51%(237人)にとどまる。』という結果が出ています。しかし20072月実施の調査を比べると「オンラインコミュニティ」のイメージは確実に認知度が向上しています。

昨年から団塊世代の大量退職時代が始まりました。団塊世代の第二の人生を支援するビジネスは金融、農業、観光等様々な業界から注目されています。一方オンラインコミュニティのSecond Lifeも夏にも日本語サービスがはじまり、対抗してトランスコスモスなどが合弁会社で開始する「meet-me」も秋にはベター版のサービスがはじまる予定です。

半年後、そして1020年後にSecond Life(セカンドライフ)という言葉を聞いたときに最初に「第二の人生」か「オンラインコミュニティ」のどちらをイメージするか? 高齢化時代とWeb2.0と言われる時代、時の流れとともにそのイメージは変化していきそうな予感がしています。

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