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何度かにわけて投稿してきましたDoHowブログのリンクをこちらにまとめます。

  • 【DoHowブログ】コメントで意見をもらったら?
  • 【DoHowブログ】エントリは『サザエさんメソッド』で自分らしく〆る。
  • 【DoHowブログ】結論は最初?最後?
  • 【DoHowブログ】本文の構成は「事実」「考察」「意見」
  • 【DoHowブログ】ブログはいきなり本題から書く
  • 【DoHowブログ】エントリのタイトルは最後に考える
  • ブログは開始から2本目3本目あたりがつらい
  • ここで最後にもうひとつネタを。ブログを書いていると読み方が上達するということです。それは特にビジネス系、実名系ブログをやっていると顕著です。

    それはどういうことかと言いますと、リアルに近い立ち位置でブログを書くにはそれなりの努力が必要です。世間の意見が統一されておらず議論を招くようなこと、好き嫌いのくっきりするもの、そういったことに対して一方的な視点で、しかも善悪を押し付けるようなものの書き方をすると読んでいる人はカチンと来ます。ですのできわどい物事を書くときはそれなりの書き方ができるようになります。

    自分の気の向くままに文章をつづり、それが読者の方の気分を害することになるのは誉められたことではありません。例えば世論が2つに分かれているような事柄についてどちらかの支持を表明する場合、テレビ番組や新聞の報道などもそうですが、反対の意見を取り入れたり、中立な人のコメントを紹介したりした上で、自分はどちらの立場であるかを書くというようなことがあります。

    こういった努力を続けていると、他人のブログを読んだときに「ここはずいぶんと婉曲的になっているなー」と思うことがあります。そこはおそらく何かが隠れているはずで、ひょっとしたらまだリークしてはいけないけれどもついついブログ主がしゃべりたくなってしまったとか、自分の知らない世界が広がっていたりとか、そういったお宝情報であるかもしれません。

    普通ですと「はっきり」したものの言い方であったり繰り返しであったりというところが情報として有用なのですが、ブログの場合は現実の立ち位置、情報のコントロール、しゃべりたくてうずうずする気持ちなどが複雑に絡み合って「なにか匂う」文章が生まれる余地があるように思います。

    またブログの書き方について気付くことがあったらまとめてみたいと思います。

    yohei

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    プロフィール

    山口 陽平

    山口 陽平

    国内SIerに勤務。現在の担当業務は資金決済法対応を中心とした資金移動業者や前払式支払手段発行者向けの態勢整備コンサルティング。松坂世代。

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