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「スマホの顔は背面パネル」アルミ製フルメタルボディのHTC J ONE HTL22タッチ&トライreport

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さて本日2013年5月20日(月)にAUから夏モデルとして発表となったHTC J ONEのお披露目会に参加して参りました。

その前に余談を。以前に出版関係の方から聞いた話です。(本当かどうかわかりませんが。)週刊少年ジャンプに広告を出すときにもっとも高い場所はどこなのか。それは背表紙なんだそうです。なぜかというと電車や喫茶店で読むときに他人の目に触れるので、読者数×何倍かの人に見える場所だからだそうです。そう考えると携帯電話の背面というのはかなり多くの人の目に触れるのではないでしょうか。

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ということで「HTC J ONE」はアルミ製のフルメタルボディを背負うことで他のスマホとは違うんだぞというオーラーを発しています。本日はこれを見に行って参りました。

 

 

会場は青山迎賓館。HTCのカラーであるグリーンに染まっています。玄関にはグリーンの絨毯まで敷かれています。あいにくの雨でしたが、緑のライトアップ光線に雨粒が反射して美しく見えました。

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会場の中にはHTCのロゴが飾られておりました。この写真の左手側や奥にあたる木々が茂って暗い場所をHTC J ONEの「Ultra Pixel」を搭載したカメラで撮影すると、その素晴らしい高感度ぶりを体験することができました。他の人が色々な手持ちのスマホと撮り比べているのを見ましたが、肉薄した高感度ぶりを発揮していたのはiPhone5くらいだったかと思います。しかし取材に不慣れな自分はせっかく撮影した写真を手持ちのスマホにBluetooth転送することに失敗しました。この画像はSC-03Eで撮影しております。被写体の明るさはそう変わらないと思います。もし同じアングルで掲載されたHTC J ONEの写真があれば比較してみてください。

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さて肝心の本体です。特徴的なのはこの角度に置いた時に左右にスピーカーが来ること。「HTC BoomSound」と名付けられたシステムです。小さな筐体ながら、Bluetoothのヘッドフォンやスピーカーなしに音楽が聞けるのは便利ですね。インカメラを使ってテレビ会議をするときにも相手方の声が聞き取りやすくなる効果も大きそうです。画面は「HTC BlinkFeed」です。気になるニュースをダラダラとスクロールして読み続けることができます。HTCがHTC Sence等で磨いてきたandroidのホーム画面の技術が惜しげなく注ぎ込まれていますね。twitterやFacebook、ニュースや写真等を自分で渡り歩くのではなく、勝手にまとめて見せてくれるような便利さを感じました。

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そして背面のアルミパネル。触り心地はアルミ削り出しのそれで、樹脂のべたついた感じはありません。CPUやバッテリの発熱があるためひんやりと気持ち良い感じはしませんが、触っていて心地良いと感じました。むしろこの見た目と触り心地を犠牲にしないカバーが欲しくなります。

丸みを帯びたボディも慣れ親しんたDHDのラインと通じるところもあってしっくり来ました。電源ボタンは上というところもDHDと同じです。ボリュームキーは高級オーディオのつまみにあるような、「スピン加工」となっています。ヘアラインを同心円状にほどこしたような模様といえば伝わるでしょうか。

DHDでは背面カメラの周辺がミリ単位で出っ張っていて傷がつかないか気を遣うのですがHTC J ONEは完全にオフセットしています。これは安心感がありますね。(端っこにゴミが溜まって映り込むという心配もありそうですが)カメラの横にはFeliCaのロゴも見えます。

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なんでアルミ削り出しボディなのにFelica?と思った方はマニアックですね。そう、電波を通しにくい金属ボディはFelicaの大敵なのです。海外で売られているアルミ製のスマホカバーを何も考えずに個人輸入するとFelica機能が使えなくなるという罠があります。

その疑問にお答えするのがこちらの画像です。バックパネルを外してみました。右側がバックパネル、左側が本体です。バックパネルに黒いシートのような物が見えますね。そこには金色の端子が二箇所ついていて、本体にはめ込んだ時に本体側の端子につながるようになっています。おそらくはFelicaとNFCの共用のアンテナになっていると思われます。パッと見た感じではこの部分のアルミが特別に肉薄になっているわけではありませんでした。このような仕組みをとっても簡単には電波が抜けられないようにも思います。専門でないのでわかりませんが、ひょっとしてカメラや背面スピーカー用の穴から抜けているのだろうか?と思いました。

気になるのはXperiaの一部機種で問題になっている交通系ICカードとしてのスループットや通信の成功率です。この部分の使い勝手が悪ければ何もなりませんので改札機への本番投入で問題がないと良いですね。

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DHDと並べてみました。やはりなんとなく似ている感じがします。先祖ですからね!と言っておくとHTC J ONEが流行った時にでかい顔できるでしょうか。

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当時としては大画面で狭額縁だったDHDもこうして最新機種と比べてみると古さが否めません。それにしてもペンタイルでごまかさずにRGB液晶のままでフルHDを投入してきたのはうらやましい限りです。retinaよりも高精細だということですが肉眼では判別できないレベルでした。

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最後は田中社長とチョウCEOの2ショットで。

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もちろん自分自身が欲しくなる1台だったわけですが、それだけではありません。身近な人が持っていたらちょっとの間で良いからと手にとってみたくなる、そして電源を入れて音を聞いてみたくなる、写真を撮ってみたくなる、そんな1台でした。

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ソフトウェア面やカメラの機能はあまり記録できていませんが明日以降に更新します。

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