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仕事に楽、大変ということはありません。どんな仕事でも、それなりにきちんと実施して、きちんと結果を出すためには、それなりの労力がかかります。特に、厳しい仕事や難しい仕事になればなるほど、その状況に対して個人の資質が露呈してきます。
最悪なパターンとしては、手を抜き始めることです。網羅的、論理的に考えずに、作業を楽にするためだけに、結論を急ぐケース、そして結果までに必要な手続きを行わず言わば作業の手抜きをするケースです。特に、大きい組織、人が重複して配置されているプロジェクト、そして管理者が明確な指示を出さない場合には、このパターンに陥る可能性が高くなりますし、多くの場合にはそれがもとで、更に工数が増大する結果につながります。
一方で、プレッシャーを楽しむ余力(精神的余裕)がある場合には、同じ状況であっても労を厭わずきちんとしたプロセス、品質の高いアウトプットを出すことができます。この裏には、不眠不休の努力であったり、試行錯誤が隠れていますが、そのようなこともプレッシャーの一部として楽しんでみる気持ちの余裕が、よい結果につながります。また、多くの場合、最終的にかかる労力としては、回り道のようでもこちらのほうが少なくてすむ場合が殆どです。
実際には、プレッシャーを楽しむためには、苦労を重ねることが前提となり、その中で目処をつける技術や、作業の段取りを工夫する智恵が蓄積され、その上で与えられるプレッシャーを自分の中で昇華して楽しむことが可能になります。従って、経験の少ない人、組織・所属が手抜きをする体質の場合には、この能力は身につかないことになります。
時間がかかりますし、その間に大変なことは沢山ありますが、プレッシャーを楽しめるようになるまでの試練と思い、手抜きをしないこと、作業を楽にすることを第一に考えないこと、それを守り、苦労することで、もっと大きく複雑な仕事であっても、その環境で仕事を楽しむことが可能になると思います。
ライブのDVDやビデオを見ていると、ミュージシャンやバンドによって、観客を楽しませる方法は様々であることがわかります。
ハードロックやヘビーメタルでは、リズムに乗った激しいアクションで、観客席を含め会場全体を立てノリに巻き込むことが多いですし、さらにテクニックやいわゆる「かっこいい」動きで観客を魅了します。
一方で、ステージでの演奏と周りの動きを一つのパフォーマンスとして、観客をノラセルだけでなく、見て楽しませるライブを展開するミュージシャンも多くいます。日本で言えば、米米クラブなどがそれにあたると思います。海外では、フランクザッパの流れを踏んでいる、スティーブ・バイのステージも”見せる”パフォーマンスにあたります。
あまり映像としてまとまったものはありませんが、「ライブ・アット・アストリア」はその中でも比較的楽しめるものだと思います。メンバーには、タラスからMR.BIGへ参画していたビリー・シーハンも居て、テクニックを魅せるステージのように感じますが、その中でもテクニックを使いつつ、観客の目を楽しませるステージングを展開しています。
また、古いところでは、フィルコリンズのライブインパリなどは、「見せるステージパフォーマンス」の真骨頂といえると思います。ヒット曲のオンパレードだけでも楽しめますが、それに加え360度のステージの上で様々なパフォーマンスを展開して観客を楽しませています。
映像的に面白く、魅力的に編集されていることも事実ですが、トップミュージシャンもステージでは様々な独自のスタイルを持っていて、ステージに対する考え方を垣間見るような気がします。日本でも、松任谷由美(それとジャニーズ系とかですかね)あたりのステージパフォーマンスが注目されていますが、もっとアイドル系だけでなく、様々なミュージシャンが「見せる」ステージングを展開してくれないかなと思ったりします。
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